女の子の就きたい職業ランキングでも、毎年ランクインされ人気がある保育士。常に笑顔で優しく安心感のある雰囲気が印象に強く残り、職業にされた人も多いでしょう。

他の職業に就いた人にとっても、保育士は憧れの存在だったのではないでしょうか。

そんな人気背景の裏では、深刻な保育士の人手不足や待機児童問題。そこで設けられた「保育補助」とは。資格はないけれど保育従事者に携われることも!興味のある方はぜひとも知っておくべきです。

 

 

 

 

 

 

 

 

就活相談はこちら!

 

 

 

保育士の現状

 


 

 

「保育士」というと、どのような仕事をイメージするでしょうか。

 

単純に子供を預かり身のまわりのお世話をするだけでなく、心身の発達を促し、協調性や社会性を養わせることも求められることから、子供の成長にとって非常に重要な役割を担っています。

子供を好きなだけでなく、1人1人の子供のために責任感が、かなり必要とされる職業です。

また、保育現場は想像以上の過酷です。実際現場に出てみると、その過酷さに体を壊す人が少なくありません。

子供達が登園する前に、ケガの無く安全に保育園で過ごしてもらうため事前に準備をしたり、行事の準備など。サービス残業も多く保育士たちは常に必死で働いております。

 

こういったことが要因となり保育士人口は年々減少。さらには長引く経済不況と女性の社会進出により子供を保育園に預ける親が増加する「待機児童問題」が露呈。

自治体における児童の割合から見ても足りてない保育士が足りていない地域が数多くあります。

この現状を見る限り、保育士は「求人先が非常に多い職業」と言うことができるでしょう。

保育士という資格を取る上で、児童の発達や成長過程まで多く知識・経験ともに必要とされることから、保育士は保育園の他にも、乳児院や児童保護施設で求められる非常に貴重な人材です。

 

 

保育業界の就活事情

 

募集は卒業年度の6月~12月から始まることが多いです。保育は一般の企業が選考を行っている最中は長期の園内実習を実施しており、実習以降に求人募集を始めるためです。

一般企業と比べて募集が遅い理由は、現職員に意向を聞いて、次の年度の職員体制を考える時期が8月~10月頃だからだそうです。

 

 

認可保育と無認可保育の違い

 


 

 

認可保育園

 

保育士の数、保育室の広さ、設備など、各基準をクリアした保育所のことをいいます。各都道府県、または政令指定都市の条件をクリアした保育施設に設置のOKを出して認可されます。

市区町村による公立の保育所と、社会福祉法人などによる民間の私立保育所とがあります。

 

 

無認可保育園

 

無認可保育園というのは国の児童福祉法に基づく認可を受けていない保育園のことです。

国の認可は受けていないですが都道府県で独自の認可基準を設けている場合もあります。例えば東京都の場合は「認証保育園」という制度を設けていますが、これも無認可保育園に含まれます。

 

国から認可を受けていないと聞くと、怪しいイメージを持つ人も少なくありません。しかし無認可保育園は危ない保育園というわけではございません。

認可保育園よりも特色があり、子供の成長にプラスとなるような園もたくさんあります。

 

例えば認可を受けるに条件のひとつに一定の広さの園庭・施設が必要です。

そのため園庭を持たない保育園はいくら内容の濃い保育をしていても認可保育園になることはできません。

また国からの制約を受けたくないために、あえて無認可保育園としている園も中にはあるのです。

 

 

 

資格ないと保育士になれないの?

 


 

 

資格が必要ない「保育補助」もある

 

保育園で働く人のなかには、保育士だけでなく「保育補助」の立場の人もいます。

この保育補助は保育士と異なり資格がなくても働けます。

 

仕事内容は、保育士のサポートする立場ですが

・部屋の片づけや掃除

・子供たちの食事のサポート

・外で一緒に遊ぶ

・お昼寝ふとんの準備

 

といった保育士と業務内容が大きく変わることはありませんが、保育士の仕事軽減に繋がります。

 

 

しかし、保育補助の場合、正規雇用ではなくアルバイトとして保育園に雇用されるケースが多いです。

そのため、時間的にフルタイムで働くことのできない人や、これから保育士を目指す人が、保育補助として働く傾向にあります。

特に自由度が高い、無認可保育園で保育補助が取り入れられている傾向も見られます。

 

 

 

人手が足りないなら増やせばいい

 

深刻な保育士不足を改善すべく発案されたのが保育士の資格が不要な保育補助ですが、次のような問題点も挙げられます。

 

→専門性のある保育士への負担の増加。

→監督者の目の届かない範囲での事故の増加の懸念。

→保育補助が一般化することによる賃金水準の低下

 

保育士の職場環境が改善されるとしても、あくまで一時的なものに過ぎず、

根本的な賃金制度の見直しを図らなければ、大きな一歩とは言い難い状況にあるといえます。

人手は確保できますが、保育士としての濃密で専門的な知識を学びという点に関してはかなり不安が伴います。

 

現役保育士も、保育士の賃金が下がるのではないかと保育補助に賛成できないという意見が出ているようです。

 

 

保育以外にも資格が無くても従事ができる

 

 


 

 

学童保育の指導員、「学童保育士」とは

 

正式名称は「放課後児童健全育成事業」。学童クラブや児童クラブといった名前で呼ばれるところもあります。

 

仕事で家を留守にする、子供を持つ親にとって「学童保育」は不可欠と言えるでしょう。

地域によっては待機児童が発生したり、高学年の児童はやめざるを得なかったりといったところもあるなど、まだまだ十分な体制とは言えない部分もあります。

 

その学童保育で児童に接する学童保育士は、「学童の先生」とも呼ばれていますが

具体的にはどういった職業なのでしょうか?

 

学童指導員とも呼ばれる学童保育士ですが、もともと統一した資格が無い存在でした。

2015年に「放課後児童指導員」という資格が新設されましたが、それ以外の学童保育士に関しては、現在も資格の必要はございません。

 

保育補助と近い職種の学童保育士ですが、少し異なる点は女性が多い保育士だと男性保育士となると敬遠されがちに。

ですが、学童保育士だと男性も働きやすく、女性よりもやや男性のほうが多いようです。

また、幼児と違い、排せつや着替えの介助も無いので女児の保護者から変な目で見られることも少ないです

 

 

 

まとめ

 


 

 

 

資格が無くても保育従事者として携われる保育関連の職種などを紹介いたしました。

もし、資格が無くても保育業界に本気で就きたいのであれば、学校に通わなくても働きながら保育士の資格は取得できます。

 

保育補助は、無資格でも子供たちのいる環境で働けるとはいえ、やはり子どもたちともっと関わりたい、もっと子どもたちの成長をサポートしたい、と思うならば、保育士の資格を持つほうが良いでしょう。

 

保育補助として働いていると、なにかと準備とか片付けといった雑用ばかりをすることや、子どもたちと思ったよりも関われない物足りなさを感じることがあります。

実際に、

保護者からの目も全然違います。保護者から相談されたときに、答えられるようになりたいとか、保護者と一緒になって子どもたちの成長を見守っていきたい、という場合にはそれなりの知識を持っている必要があります。

 

子供が好きということが同じでも資格があるなしでは、手を出せる範囲というのが違います。保育の現場で、もっとやりがいを求めるのであれば資格が必要だと思います。

 

資格を取りたいかどうか悩んでいる人であれば、一度、保育補助という立場で保育の現場に入ってみて、保育園の雰囲気や仕事内容について客観的に見つめるのもいいかもしれません。