企業の採用選考で利用されたのが適性検査の一つ、「SPI」です。

就活を進めていくと、多くの人が受ける可能性があるテストです。名前だけは聞くけどむずかしそう。勉強にも自信がない。

「SPI」では能力のほか、人柄や仕事への適性。どんな組織になじみやすいのかといったことがわかります。問題内容も中学の基礎程度ですので想像しているより意外とできると思います。「SPIってどんなテスト?」ということから、受検に向けた短期での対策と準備法を紹介出来たらなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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そもそもSPIってなに?

 

 


 

 

 

SPIとは

 

企業が採用を行う際、応募者の能力や人物を把握する目的で実施している適正検査の一種です。

テストを開始した約40年前から採用面接の必須項目のような位置で、多くの企業が取り入れてきました。

適性検査は大企業で使われるイメージですが、SPIに関しては、実施企業の約7割が、従業員300人未満の中小企業です。さらに従業員10000人以上の大企業も100社以上取り入れています。企業の規模に左右されることなく支持されている適正検査です。

ここ数年はSPI3を主流としています

SPIテストは開発から数回にわたり改訂を重ねています。大きく改訂した内容については以下の通りです。

2013年より以前に就職活動をしていた方だと、SPI3にまだまだ馴染みがないかと思います。しかし、改訂を重ねたことにより精度の上がった適正検査になりました。

 

『SPI3の中でも』

・高卒採用向けのSPI3-H。

・大卒採用向けのSPI3-U。

・中途採用向けのSPI3-G。

・外国人採用に適したGSPI3。

 

の、4つの分類があります。

他にも性格検査のみ、能力検査のみなどの選択もできるので、候補者によって使い分けましょう。

 

面接という短時間では把握できない細かな部分から表現が難しい候補者の性質を文章や数値で評価する効果的なテストです。採用にはもちろんのこと、入社後のフォロー・配置にも役立てることができます。

 

 

なぜSPIを導入しているのか

 


 

 

 

最大の理由

 

SPIを企業の選考で導入をする最大の理由は「面接だけでは、人物像がわからない」。

数十分の面接で聞きだせることには限度があります。応募者も「採用してほしい」という思いから、内面をあまり出さずに面接に臨むでしょう。

当たり障りのない回答では、何のために面接をしているのかわかりません。面接の印象が良かった人が、突然会社を辞めたり、思うような活躍できなかったり・・・ということはこれまで多々あったと思います。

そういう結果を防ぐための、その人の内面まで知ることのできる適性検査がSPIなのです。

 

 

そして企業はこのSPIの結果を

・面接で学生を理解するための参考情報

・入社後の配属先を決めるための人物情報

・入社後、その人を上司に理解してもらうための人物情報

として活用しています。

 

 

SPI3で詳しく何がわかる

 

SPI3は人間の基本的な知的能力性格の2領域に分けて測定している適性検査です。

これらの領域は入社後育成しづらいことから採用時に判断すべきだと言えます。さらに、この知的能力と性格から、「入社後パフォーマンスを発揮できるか」また「組織に馴染めるか」ということも判断できます。SPI3の前のSPI2では、「仕事」への適応力だけが検査項目でしたが、中長期的に見て、組織への適応力も重要であると判断したため、SPI3で新たに検査項目に加わりました。ではどういった項目が SPI3にはあるのでしょうか。

 

 

 

SPI3のテスト方法

 

 


 

 

SPI3のテスト実施方法にはいくつかの種類があります。

1名あたりの受講料は4000円から。結果は即時にもらえるものとペーパーテスティングのなどの場合、採点に3時間ほどかかるものとあります。

 

 

 

テスト方法

 

『ペーパーテスト』

マークシート式で企業内で行われる

基礎能力(言語30分、非言語40分)と性格適性検査(約40分)

 

『Webテスティング』

自宅でのパソコン受検

基礎能力(言語と非言語約35分)と性格適正検査(約30分)

 

『テストセンター』

専用会場でのパソコン受検

基礎能力(言語と非言語約35分)と性格適正検査(約30分)

 

『性格検査』

仕事や組織への適性。パーソナリティを分析するために行われています。

どのような考えで行動をしているのかを把握するため、抽象的な質問が出題されます。

 

 

 

テスト科目

 

・言語(国語)

いわゆる国語です。長文の読解、語句の意味を問う問題。文の並び替え等が出題。

漢字の読み書き取りもあったような。。

ここでは、物事を正確に理解する能力が試されています。

 

 

・非言語(数学)

主に、お金を扱う数学です。計算や、確率が出題。

ここでは、数的処理能力や論理的思考力を試されています。

 

 

・英語検査

語句の意味、長文読解、文章の並び替え等の

基礎的な問題が出題されます。

ここで問われていることは、英語の文章や語句を理解する力があるかです。

 

※なお、英語検査は一部の企業のみ必要となります。

日常の業務で英語を使用するような企業、例えば総合商社などは必要とされますが

英語を使う機会が少ないメーカー等は課されていない場合が多いです。

 

 

・構造的把握力検査

ものごとの背後にある共通性や関係性を構造的に把握する力を測定する能力検査です。

文章題の構造。2 文の関係による分類。真偽の一致による分類(言葉だとわかりずらい。。)

環境変化へのベースとなる力にかかわる部分を測定することを想定して開発されました。

 

 

これをやっておけば対策万全

 


 

 

問題集

 

書店にはSPI対策の問題集が、ずらっと売られております。

どれか一冊に狙いを決めて勉強しましょう。SPI対策の問題集は豊富な種類があり、あちこちに目移りしてしまいがちに。

さまざまな参考書に手を出してしまうと短期間では対策が絞りづらいです。

となると。その一冊を繰り返し勉強し、知識を定着させるほうが効率は良いでしょう。

 

また、分厚い問題集よりも薄い問題集を繰り返しやった方が効果的です。

問題集も1冊購入するだけでも値段が張ります。

抵抗が無い人であれば古本屋さんなどで購入した方が安くおさえられます。

 

 

 

携帯アプリ

 

隙間時間の使い方も大事です。きちんと勉強時間を設けて、勉強となると辛いと思う方もいるかもしれません。ですが、通学途中やちょっとした空き時間に携帯アプリを利用したSPI対策も、れっきとした勉強です。毎日少しずつでもやることが大切です。

本来ならば、前もって勉強しておくのが一番です。思い立ったが吉日です。無料アプリもございますので今すぐタウンロードをして勉強をいたしてみるのをオススメ致します。

 

 

まとめ

 


 

 

採用面接にありがちな「内面まで把握ができなかった」。これを最小限に留めてくれるのがSPI3です。自身の性格や能力、適応力に至るまでを知ることができます。

結果を残しておくことで、入社後のフォローや、配置にも役立てることができます。

SPIテストは採用のための採用ではなく、その後も見据えた効果的な判断材料なのです。

 

学生や社会人に限らず、受験をされている方も多くいらっしゃいます。就活ではプラスになり、基礎能力アップにも繋がります。

 

そのためには、まずは1回受験をしてみましょう。

SPIの対策は毎日少しずつでも継続して行うことが重要になります。「1日30分」など時間を区切り、少しずつでもコツコツと対策を進めるようにしましょう。