SPI試験では基礎学力を測る「言語」「非言語」の「能力適性検査」とその人の性格を測る「性格適性検査」からなります。

今回は「言語」いわゆる、国語の問題を出題いたします。

 

 

 

 

 

 

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二語の関係

 

「二語の関係」の問題は、設問分で示された二語の関係を正確に把握できるかどうかポイントになります。実際に出題される「二語の関係」は以下の7つのパターンに分類されます。

 

  •  二語の関係7つのパターン

 

パターン 二語の関係 具体例
同意語 一方と他方は同じ意味 他界:永眠  晦日:月末
反意語 一方と他方は反対の意味 合成:分解  原因:結果
包含関係 一方は他方に含まれる 音楽:芸術  芸術:音楽
使途・役割 一方は他方のことをするために使うもの

一方は職業や立場で他方はその行動や役割

定規:計測  注射:治療

医師:診療  教師:授業

原料 一方は他方の原材料でもある 納豆:大豆  春雨:緑豆
並列 一方も他方も~の一種 野球:卓球  植物:動物
併せて一組 一方と他方は一緒に使うもの 針:糸    弓:矢

 

・ここで気を付けたいのは「包含」の関係。この関係の場合、「前者が後者に含まれる」「後者が前者に含まれる」は互いに違うものとして出題されます。二語の前者と後者を比較し、しっかりと区別をつけましょう。

 

・また、物の使い道の関係である「使途」、人の行動や役割の関係を示す「役割」については、明確に区別されておらず、「使途・役割」と、ひとまとわりの関係として出題されています。

 

・なお、本試験では選択肢の中に上記のいずれもあてはまらないものが出題されることもございますので、お気をつけください。

 

 

  • 問題

初めに示された二語の関係と、同じ関係になっているものを選びなさい。

 

 獲得:喪失

ア.無欠:完全  イ.複雑:単純  ウ.悪化:好転

A.アだけ  B.イだけ  C.ウだけ

D.アとイ  E.アとウ  F.イとウ

 

 悪臭:弊習

  ア.切実:痛切  イ.無比:抜群  ウ.混乱:秩序

A.アだけ  B.イだけ  C.ウだけ

D.アとイ  E.アとウ  F.イとウ

 

 米:日本酒

  ア.大豆:味噌  イ.惣菜:漬物  ウ.夕顔:かんぴょう

  A.アだけ  B.イだけ  C.ウだけ

D.アとイ  E.アとウ  F.イとウ

 

 

 

語句の用法

 

「語句の用法」の問題は、大きく以下の2つに分けられる。

1.多義語の使い分けが問われる問題

2.文法的用法が問われる問題

 

①別の言葉で言い換えてみる

はじめに示された例文の下線部分の言葉を、意味を変えずに別の言葉で言い換えられないかを考えてみる。

②頻出の格助詞、助動詞などの用法を確認しておく

出題される文法問題は大体限られている。よく出る格助詞の「で」「に」「の」「と」、助動詞の「そうだ」「ようだ」「れる・られる」などの使い分けを覚えておこう。

③前後の品詞が同じものを選ぶ

文法問題では、下線部分の前後の品詞(名刺・動詞・助動詞など)が何かを比較してみると、選択肢を絞られるものが多いでしょう。特に、格助詞や助動詞などの名詞につくものなどが決まってる。

 

 

  • 問題

はじめに示された文の下線部分と、最も近い用法で使われているものを選びなさい。

 

去年の4月に会った

A. 東京行く  B. 3時帰る  C. 簡単考えていた

D. 病気のようなる  E, 勉強使う

 

麦は踏まれるとなお強くなる

 A, 私は、子供に好かれる性格です  B, この川は、子供でも渡れるでしょうか

C, 故郷の母のことがしきりに思い出される  D, 上司が転任されることになりました

E, 日本の立場は、今後ますます厳しくなると思われる

 

仕事で行けない言った

A, 昨日買った服同じだ  B, その角を曲がる後はまっすぐだ

C, 友人遊園地に行った  D, 先に行ってくれ彼に伝えた

E, この仕事が終わる帰れる

 

 

解答と解説

 

 

 

 

  • 回答と解説

解答:F.イとウ

「獲得」と「喪失」の二語の間には、「互いに反対の意味を表す」という「反意語」の関係が成り立つ。

ア.無欠と完全  は、似た意味を表す同意語の関係

イ.複雑と単純  は、反対の意味を表す反意語の関係

ウ.悪化と好転  は、反対の意味を表す反意語の関係

 

解答:D.アとイ

「悪臭」と「弊習」の二語の間には、「互いに似た意味を表す」という「同意語」の関係が成り立つ。

ア.切実:痛切  は、 似た意味を表す同意語の関係

イ.無比:抜群  は、 似た意味を表す同意語の関係

ウ.混乱:秩序  は、反対の意味を表す反意語の関係

 

解答:E.アとウ

「米」と「日本酒」の二語の間には、「一方(前者)は他方(後者)の原料である」という「原料」の

関係が成り立つ

ア.大豆(前者):味噌(後者)  の原料だから原料の関係

イ.惣菜(後者):漬物(前者)  に含まれるので、後者が全社に含まれる包含の関係

ウ.夕顔(前者):かんぴょう(後者) の原料だから、原料の関係

 

 

解答: B. 3時帰る

問題文の「に」は「時間」を表す格助詞。「一定の時間をおいて」という意味で用いられており、これと同じ使い方のものはBである。

A、「場所」を表す格助詞

C、形容動詞の一部

D、助動詞の一部

E、「目的」を表す格助詞

 

解答: A, 私は、子供に好かれる性格です

問題文の「れる」は「受身」を表す助動詞。これと同じ使い方のものはAである。

B、「可能」を表す助動詞

C、「自発」を表す助動詞

D、丁寧語(する。される)

E、「自発」を表す助動詞

 

解答:D, 先に行ってくれ彼に伝えた

問題文の「と」は「言葉の引用」を受ける格助詞。これと同じ使い方のものはDである。

A、「比較」を表す格助詞

B、「動作の連続」を表す接続助詞

C、「動作の共同者」を表す格助詞

E、「仮定」を表す接続助詞