就活生で「志望理由が上手く答えられない」「伝えられない」。また、緊張して上手く伝えられない人が、かなり多いと思います。志望度の優位に関係なく伝えたいことが上手くまとまらず、せっかく選考まで進んでも不採用になることも。。

企業に選考者を落とした理由を聞くと、「志望動機を聞いたところ入社意欲が感じられなかった」「弊社のことに関して、逆質問をしても答えられなかった」とのことでした。

事前に選考する企業の下準備。確実に聞かれる志望理由を完璧にさえしてあれば選考を通過できていた可能性があったのにもったいないです。

各企業は、志望理由を選考者になぜ聞くのでしょうか。各業界の必要なワードと使用理由の例などを挙げてみました。参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

志望動機を伝える理由

 

 

 

 

面接では必ずといっていいほど、志望動機をさらに掘り下げて具体的な理由や過去の経験を聞かれます。

面接官から「弊社で成し遂げたいか」「それを思ったきっかけ」「他の企業ではなく何故、弊社を選んだ理由」「入社後に何をしたいか」といった質問を聞かれたことがある就活生も多いのではないでしょうか。とはいえ多くの業界、企業を受けている場合、志望動機の作成には手間がかかり、悩ましい存在でもあります。

 

 

 

そもそも志望理由を聞く理由

 

 

 

『内定辞退を抑制するため』

 

新卒採用を実行する採用担当者が最も恐れていること。それは、内定を出した学生に蹴られてしまうことです。

‌人事や採用担当は、毎年に何人を採用するか数字が設定されています。その数字に到達できるように内定を出しますが、必ず内定辞退者は発生いたします。多くの学生に内定を蹴られると、設定した数字の学生の確保が難しくなるでしょう。

 

‌そうならぬよう未然に防いでおくために、採用担当者は学生の選考時に意思表示を伺い、見極めなければなりません。なので志望動機を聞くのです。志望動機では、そこの企業に入社したい理由を的確に説明することが求められます。

‌企業研究も自己分析も、ばっちり対策し、その上で選考を受けている場合は志望動機にも説得力があります。

 

 

『離職率を抑えるため』

入社をしてからの離職率は1年以内で11%。

3年以内で34%となっております。

 

離職の1番の原因はイメージとのミスマッチです。

難関を越えて入った企業なのにも関わらず、約3人に1人が早期に退職をしております。時間と労力を書けて採用した学生がすぐに辞めてしまうのは、企業にとっても大きな痛手になります。

そういった離職率を極力抑えるために志望動機を、

あらかじめ伺い、企業と学生のミスマッチを未然に防ぐことためにも行われます。

 

 

どう伝えるとベストなのか

 


 

 

『意欲・熱意』

 

例えば、インターンシップに参加をしたことで意欲が感じられます。

インターンを通して抱いたイメージを最後までやり続ける気持ちがあるかどうかの「熱意と真剣さ」などを伝えられるといいでしょう。

企業担当者のコメントの中で最も多く目立ったのは、「やる気」「参加意欲」「モチベーション」「本気度」といった声でした。

実務体験をするうえで企業研究・実務調査・熱心に取り組んでくれそうかどうか、その意欲や熱意をまずは確認したいというのが企業の本音のようです。

 

「この経験で何を得たいのか」「自社で学びたいことと」「どういうことをやりたくて興味があるか」どこに興味をもったかを知りたい。

 

学生の興味、関心が何に向いているかと、自社の実施業務や経営方針で、参加意欲や熱意を見極めたいと思っているようです。

 

 

『志望理由の準備が整ったら面接対策をひたすら重ねる』

 

 


 

 

上手く志望理由を伝えられない人は、「頭の中で要点がまとまっていない」「しゃべり慣れていない」「面接の雰囲気に圧倒されやすい」ことが特徴として挙げられます。

まずは相手に伝えたい内容と調べた企業情報を、相手に説明できるくらいまで、まとめあげましょう。

そのあとは学校のキャリアセンターや周りの大人にお願いをして面接練習をしましょう。

話すのは場数です。なので面接練習で雰囲気や話すことに慣れていくことが最善の方法です。

 

 

『話すことを丸覚えしない』

 

伝えたい内容を紙に書き、整理されるのは良いことです。

ですが、書いた内容を暗記して面接をされますと、緊張などで覚えた内容を飛ばしたりすることも。

また、覚えた内容を間違えずに全て話せたとしても聞いている相手からは前もって用意していた言葉をつらつらと話しているのが伝わってきます。

話す志望理由が固まっていても丸覚えは控え、志望する意思などを準備万全にしておきましょう。

 

 

企業別ワードを参考に志望動機を作ってみましょう

 

 

『金融業界(銀行、証券会社)』

 


 

・信頼関係が欠かせない仕事に魅力

・人柄で勝負できる

・安心を与えることにより人の役に立ちたい

・厳しい世界で自分を鍛えたい

・日本経済の根幹を担う仕事に魅力

・ファイナンスに関するあらゆることが勉強できる

・過去の経験から利用することの大切さに気づき、仕事にしたいと思った

・社会貢献度の高い仕事だと思うから

 

「信頼」の次に多いのが、「人柄」というワードです。お金を扱う仕事なので直結するのが各社員の人柄になります。

「人柄」も「信頼」と同じように、あらゆる種類の文を作成することが可能なので、金融業界の志望動機として活用できます。

 

「金融知識を身に着けてビジネスマンの基礎をつけたい」などのようにファイナンスの勉強の一環として証券会社で働きたいということを志望動機にする学生もいます。

金融業界は激務かつ、精鋭達の集まりなので「厳しい環境で自分を鍛えたい」と言う学生も居ます。

日本経済を支えているのは間違いなく金融業界です。そのことを志望動機にする学生もいます。

 

 

 

『不動産業界』

 

・不動産が好き

・宅建の資格がある

・働きながら宅建の資格を取りたい

・不動産投資の勉強が出来る

・実力主義

 

 

不動産業界は志望動機を作るのが難しいです。

どうしても「不動産が好きだから」だとか、「不動産に強み興味があるから」というような、志望動機を自分の経験をもとにしたストーリーを一緒に話すのが説得力のある志望動機なように感じます。

また、不動産の営業職は、成果報酬型のもとで働くため、実力主義がに担った仕事なので志望動機として、「実力主義」を挙げるのは好感度は高いです。

 

 

 

『出版業界』

 


 

・その会社の媒体が好きだから

・本が好きだから

・メディア編集が好きだから

・昔から文章を書くことが好きだったから

・自分が作ったものを人に使ってもらって、喜んでもらうことが好きだから

 

 

「その会社の媒体が好き」などのように、学生が影響を受けた書物を出版している媒体を使って、志望動機を作ってしまう学生は多くいます。

「子どもの時にxxxxxを読んで、心の底から楽しい思いをした。今度は、自分がおもしろいと思うような本を世に送り出して、たくさんの人に楽しい思いを味わって欲しい」

 

このように、その会社の媒体を使って志望動機を作ると、非常に説得力の高いものになります。その他のよく使われる志望動機は、「本が好きだから」や、「文章を書くことが好きだから」というものです。

いずれにせよ、出版業界を受験する学生の間で使われる志望動機は、「好き」という言葉がキーワードになっています。

 

 

 

『広告業界』

 


 

・クリエイティブィティが発揮出来る職業に魅力

・広告に強い興味をずっと持っていたから

・広告主と、メディアの両方に勝ちをもたらすことの出来る仕事に魅力

・マスメディアへの広告などの、社会への影響が大きな仕事が出来る

・モノの良さを的確に伝えることに強い関心があるから

 

広告業界を受ける学生が使う志望動機で最も多いものは、

クリエイティブな仕事に魅力を感じるというものです。

商品を宣伝する時は、様々な表現方法のなかから最も広告主にとって

効果の高いものを選ばなければならず、その時にクリエイティビティが求められます。

テレビなどのマスメディアへのCMアイデアを出す仕事は、社会的な影響も大きいため、憧れを感じる学生が多いです。

 

少し前に話題になったスポーツジムのCMも大手広告代理店で働いている人のクリエイティビティが関わっていることは間違いありません。

クリエイティブな仕事以外に、広告業界を志望する学生が使う志望動機は、「広告に強い興味を持っているから」というものです。

学生時代にマーケティングの勉強をして、広告に強い興味を持ったというストーリーと共に志望動機を作り上げる学生は多いです。

 

 

『人材業界』

 

・人の出会いや成長を本気で応援したいから

・1人の人生により深く携わることができる

・子供のころから人の相談役になるのが好きだったらから

・クライアントの経営者と共に企業の成長を考えていく

・雇用を創出する仕事に社会的に大きな意義を感じるから

 

人材派遣業界を受ける学生のなかで最もよく使われる志望動機が「人を応援したい」「働くお手伝いをしたい」というものです。

 

小さいころから人の相談に乗ったり、人と会話するのが好きだった学生が人材業界を志望する傾向にあります。

人材業界の営業職では、中小企業の経営者の方をクライアントとして仕事をすることも多いので、そのことも人材業界の志望動機になっています。

 

「人」を商品として扱うビジネスは非常に特殊で向き不向きがございます。

人付き合いが得意でない人は受けるべきではない業界なのかもしれません。

 

 

IT(システム、インフラ)

 


 

・大学時代にした情報系の勉強を活かすため

・・コードを書くのが好きだから(SE)

・幅広い業界の方々と接することが出来る

・IT技術の最先端を追うことが出来る

・WEBサービスを作るのが好きだから

・プログラムが好きだから(エンジニア)

・変化の激しい業界で楽しみたい

・ベンチャーに就いてみたい

 

システムを導入する仕事はSIと呼ばれます。

SIの仕事内容は、企業へのITシステムの導入です。

企業からITシステムの導入依頼を受けて、要件定義、開発、保守運用と一貫して行います。

職種は大きく2つに分けられます。コンサルティング職と、SE職です。

 

SE職を受ける学生が使う志望動機は、「大学時代に情報系の勉強をしたから、それを活かしたい」というものや、「コードを書くのが好きだから」といったものがあります。

コンサルタント職を希望する学生が使う志望動機は、「幅広い業界のクライアントを持てる」ことや、「チームでのプロジェクト単位での仕事」などがあります。

 

SIのコンサルタント職は、クライアントと話し合って、どのようなシステムを実装する必要があるのか、などを話し合います。

 

ITシステム導入のプロジェクトを進めていく仕事の進め方をするので、チームで働く必要があります。

様々な業界のお客様と接することによって、他業界のことも垣間見ることが出来るのが、SIの仕事なので、そのことを志望動機にする学生が多いです。

 

ビジネス職を志望する学生は上の3つ言葉を「挑戦」というキーワードと共に、使うことが多いです。

インターネット業界は、チャレンジが大好きな学生を引き寄せる性質があります。

学生時代にブログやWEBサービスを立ち上げた経験がある学生は、そのことも志望動機に使えます。

 

 

 

『商社』

 

 

・世界を舞台に活躍するビジネスマンになりたい

・新しい仕組みを生み出す仕事がしたい

・日本の世界での存在感を高めたい

・新興国の経済発展に携わりたい

・語学能力を活かしたい

 

商社の魅力のうち最も学生に志望動機として使われるものは、グローバルな仕事が出来ることです。

学生の時に留学した経験があったり、海外旅行をしたり、子供のころに外国に住んでいたりした学生は、こぞって商社を希望する傾向があります。世界を舞台にした仕事はとてもカッコ良く思えます。

国際的な仕事という面では、商社にかなう業界はないので、グローバルな労働環境を志望動機にするのは、適切な選択です。

世界を舞台に仕事が出来るというだけではなく、商社には、新しいビジネスを創出できるといった魅力もあるので、そこを志望動機として使う学生も多いです。

他には、世界での日本のプレゼンスを高めたいという、志望動機を使う学生もいます。

似たような理由ですが、発展途上国の経済発展に貢献したい、という学生も多いです。