就活生の誰しもが、部活動やサークル活動で汗を流し青春を謳歌したと思いますが、その輝かしい実績を文字に起こす場合、ただの自慢話にしてしまうのはNGです。履歴書やESに書き起こす際に肝心なのは、活動を経てどう成長したのかを具体的にまとめる事です。今回は、学生時代の頑張りを履歴書やESで効果的に活かすための書き方を解説していきます。

 

 

 

 

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学生時代に力を入れたことの重要性

 

 

 

 

 

企業の人事担当者がエントリーシートや履歴書を見て重要視する一番のポイントは大学のランクです。人物のレベルを計るには一番簡単だからです。そのため、ESは趣味や行動特性を見るための参考程度とよく聞きます。中にはスポーツで活躍し、優勝経験がある人もいると思います。そのような実績は考慮されますが、ESは自分の自慢を書く場所ではありません。優勝をするためにどのような努力をしたのか、苦しい練習の中で自分は何を学び、それを実践してきたかがESでは一番大事なことです。

 

サークル活動の実績

 

大学には数多くのサークルがあります。名前を聞いただけでは何をするサークルなのか分からないものもたくさんあります。「そこで私は部長(代表)をしていました」と言われても担当者は内容が全く分かりません。最初にどのような活動をするサークルなのかを説明しなくてはなりません。決してその活動がお遊びではなく、社会や企業活動とどのようにかかわり、自分の将来にどのように結びつくかを書くことがアピールするポイントになります。

 

運動系のサークルならば、練習の成果を記録という数字でアピールすることも出来ますが、そうでないサークルは活動の成果を伝えにくいこともあります。文化系のサークルの場合は活動内容の中から一つのエピソードを取り上げ、具体的に書きましょう。結果として上手くいった内容でも決して自慢話にならないように注意し、例え失敗してもその原因を確かめ、次のステップ役立ったという経験を書くことは大いにアピールする材料になります。

ポイントをまとめると以下のようになります。自分の言葉でオリジナルな内容になるようにするのがコツです。

 

・具体的な数字を挙げて書く。

・自分がどのような気持ちで取り組んだか。

・自分がそれによって何を得たのか、学んだのか。

・自分だけが書けるエピソードを探す。

 

エントリーシート通過率が確実にアップするには

 

 

 

 

 

ESには「大学時代に頑張ったことを挙げてください」という質問や課題がよくあります。そこで学生の選ぶテーマで多いのが、サークル活動とアルバイト体験です。学業以外で真剣に取り組んだ経験と言えばこの二つが代表的です。

アルバイトは勉強の忙しい理科系や医学系でない限り、文科系の殆んどの学生が経験していることなので、よほど貴重な体験をして、それをエピソードとして上手くまとめないと担当者の目に留まることはありません。

 

ただし、勤労体験があることはこれから企業で働こうとしている学生の意欲をアピールするので、一生懸命働いた経験は貴重です。ただ、それだけではなく、必ず、その体験で自分はなにを学び、成長することが出来たか? 失敗したけれど二度としないために何を実践したかを書くかが重要です。

人は必ず失敗をします。企業ではその失敗を失くすためにどのような対策を立てるかを必ず問いただします。それを実践できる人材は重要ですから、そのような経験を持った学生のESは必ず目に留まる筈です。

 

サークル活動の実績をアピールする

 

サークルの活動内容は実に様々です。スポーツや絵画、イラスト、文芸のほか、興味を持つ学生の多い映画や音楽、演劇や芸能など多岐にわたります。ただし、その活動をESで自己PRとしてアピールするのは大変です。「○○な活動をしました」「私がサークルを立ち上げて部長をしていました」と書いても目に留まることは少なく、そこに所属していた意味や実績、貴重な体験談が必要です。

 

スポーツサークル

 

スポーツならば、「決してお遊びサークルでなく、真剣に競技に取り組み、部活に負けないくらいの実績を残しました」という事実と共に、自分たちがやってきた活動内容をしっかり書くことです。スポーツサークルというとテニスやスキーなどのようにチャラ男のお遊びととらえる企業担当者も多く、休みを欲しがる遊び好きと思われたらES通過はありませんから注意が必要です。

 

人気のある趣味のサークル

 

映画や音楽、演劇などのサークルに所属していた学生は多いと思います。プロ顔負けの才能があって広告宣伝の企画、制作に直ぐにでも使える様な特別な学生は別にして、ほとんどの学生は趣味の範疇です。でも、そこで何をしていたかが重要です。映画を作るならば監督は一人です。その他は皆スタッフで、制作の管理や進行、スケジュール、予算の管理などをすることになります。でも、企業ではそのような人材はとても重要ですから、自分のやってきた実績を詳しくESに書きましょう。意外に注目されるかもしれません。

音楽や演劇の才能も実績をエピソードとして書くと自己PRに繋がります。何百人もの前で自分の音楽や演技を披露するということは簡単に出来ることではありません。全員を自分の方へ注目させ、パフォーマンスガ出来る技術は企業でも貴重です。例えどのような演劇や音楽であっても、そんな才能には注目します。舞台に立つまでの毎日の練習や努力を詳しく書けば、きっと目に留まると思います。

 

絵画やイラスト、文芸の才能

 

たかが趣味とは言ってもそこに才能が隠れていることもあります。画家やイラストレーター、小説家になれるほどの才能は無くても企業にはそのような人材は必要です。本人の努力も必要ですが、コンクールで入賞経験のある学生ならば、今までの自分の人生を振り返り、自分のやってきたことをそのままESにぶつけてみましょう。無駄ではなかったことを証明するきっかけになるのではないでしょうか。

また、商品には必ずパッケージは必要です。その良しあしで売れ行きは大きく変わります。更にネーミングやコピーのすばらしさで多くの人に注目されることも少なく在りません。大企業ならプロに依頼して商品化しますが、それを社内で出来るならば、中小の会社にとっては大きな戦力になる筈です。そんなアピールはESの自己PRでしかできません。大いに活用すべきシステムではないでしょうか。

 

部活やサークル活動で何を学んだか?

 

 

 

 

 

学生時代の活動は、とにかく夢中になって物事に取り組むことが出来ます。そして、優勝や上位に入賞して多くの人に認めて貰おうと努力します。学生活動ではスポーツが世の中の注目を浴びますが、他のジャンルでも皆頂点を目指して頑張っています。学生が取り組んでいるのは誰でも知っているメジャーな物ばかりでなく、マイナーな競技や地味な活動を続けてきた学生もたくさんいます。更に、その普及や認知度のアップに努力し、第一人者になった者もたくさんいます。それらはESでアピールできる貴重な材料です。

 

担当者が一番知りたいのは、学業は勿論ですが、それ以外に学生時代に部活やサークル活動で何を学んだかです。多くの学生の中には努力しても結果を残せなかった学生はたくさんいますが、その活動の中で何を学んだか? それを今後社会人として企業の中でどう生かしていきたいか、その気持ちを知りたいのです。勿論、書き方はとても難しく相手の胸を打つにはコツがありますが、人の書いたものの引用でなく、例え下手でもあくまでも実体験を自分のオリジナル文章で書きましょう。ESは卒論ではないので、格好良く書いても人は決して感動しません。

 

エントリーシートに書く時の効果的な方法

 

 

 

 

 

ESはその後、面接に進むためには重要なプロセスです。そこで注目されなければ書類通過はありません。そのために部活やサークル活動を題材にするのは学生らしくとてもいい方法です。ただ、サークルの説明や活動の成果を書いても同じようなものがたくさんあるので決して注目されることはありません。そこで、注目される効果的な方法、コツを説明します。

 

企業活動との一致点を見出す

 

先ず、どのような部活でもサークルでも4月に新入生が入って来ると勧誘に力を入れます。それはどうしてでしょう? どのような集まりでも人数がいなければ活動できません。団体、組織を維持していくにはいい人材がいなくては盛り上がらないのです。それは、社会においても同じなのです。就活で必要なアピールは、社会や企業活動への一致点を見出すことで、それが重要なポイントと言えます。

 

そして、普段から活動している内容や日頃の練習の成果を披露する場の設定も重要です。スポーツばかりでなく、素晴らしい芸術作品の展示や感動的な演劇の披露、音楽の発表会なども同じです。そこで多くの人の支持を集め、ファンが出来ることもまた企業活動への一致点にもなります。そのように内容をまとめることがESを書くコツなのです。

 

最終面接でも使える部活やサークル活動の成果

 

書類審査が通ると担当者の面接、役員面接と進んでいきますが、質問内容はESに書いた内容がベースに聞かれることが多く、ESは会社と応募者の接点になることは間違いありません。特に役員には最上級生のサークル幹部としてやってきたことが重要になります。ポイントを上げてみました。ESをまとめる際の参考になれば幸いです。

 

・先輩たちが守ってきた伝統を自分たちも守り、後輩に引き継ぐ使命と責任。

・次期幹部をいかに選び、それにふさわしい人材に育てる努力。

・一致団結してサークル運営に取り組んできたこと。

・知名度を上げようと取り組んできたPR活動。

・良い成績を残すための目標や実現のために常に実践してきたこと。

・サークルを立ち上げた時の思いや軌道に乗せるまでの苦労。

 

まとめ

 

 

 

 

いかがでしたか? たとえ目を見張る結果・実績を残せなかったとしても、継続してきた努力と熱意は決して無駄ではありません。“優れたESや履歴書”というのは、自身のポテンシャルも大事ですが、過去の努力の過程が垣間見えるように具体的かつ情緒的に書く気持ちが肝心な要素になってきます。「マイナーな活動だし…」「大した結果も無いし…」と卑下せず、しっかり自分の歩んできた道のりをアピールしてみましょう。