昨今「売り手市場」と囁かれ、人材不足故に大小問わず多くの企業が学生の追い込みに躍起になっているわけですが、いくら学生に優位に傾きやすいといっても、たった数社に絞ってエントリーするのは言うまでも無く“悪手”です。では就活生は内定を得るために何社くらいを目処にすれば良いのでしょうか?

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何社ほどのエントリー・選考数がベスト?

 

「選考を受ければ内定を獲得出来る」という保証がどこにもない以上、自分の能力や意欲的な姿勢に関係無く様々な企業にエントリーするのが定石ですが、一般的に“どのくらい持ち駒を保持していればいいのか”に迷っている人もいる事でしょう。

 

もちろん「〇社数くらいなら完璧だよ」とは断言出来ません。志望する企業・業界の求人倍率や種類、自分自身の志望度具合で選考を突破する可能性は大きく変わりますからね。

 

しかし、あくまで前例に基づいた“平均的なエントリー・選考数”の指標は提示出来ますので、まずはそこを解説していきましょう。

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昨年に発表された「19卒対象のマイナビによる調査結果」によると、2018年の就活で学生がエントリーした数は20.7社とされています。これだけでは多いのか少ないのか判断し難いですが、この平均エントリー数は17卒で約30社、18卒では約27社という具合に段々と下がってきております。
ESやらSPIをクリアしてその後は本格的な選考に進みますが、平均的な選考数に関して言えば10~30社が一般的とされています。

 

「いやいや、10~30って差があり過ぎるだろ!」と思うかもしれませんが、選考数は“慣れ”や最終的な企業の絞り込みで変動するものなので、各々でバラつきが生まれるのは仕方ないのです。

 

学生の中には“本当にしたい仕事・行きたい企業”を明確化出来ず、闇雲に応募をかけて50社や100社など膨大な数を追うタイプも見かけますが、きちんとキャリアビジョンを築き自分の志望意欲を高める事に成功している学生は、軒並み10社から30社に留めている傾向にあります。

 

数を解説してから身も蓋も無い事を言ってしまいますが、内定はエントリー数・選考数が多ければ多いほど獲得の可能性が上がるというわけではありません。自分がスムーズに就活をする上で何社に絞り込むのがベストであり、企業毎に違う対策点をどう掘り下げていくかが肝心なのです。

 

「他の就活生は〇社エントリーしているのかー。じゃあ自分もそのくらい応募してみようかな」と深く考えずにいると、土壇場でタスクの多さに忙殺されて就活そのものへのモチベーション維持が困難になってしまいます。

 

中途採用者の応募数は意外と少ない

 

ここまでの説明で、まだ社会人経験の無い就活生のエントリー・選考数が一般的にどの程度なのかが掴めたと思いますが、ここで疑問なのが中途採用者は新卒に比べてどのくらい応募数に違いがあるのかという点。

 

「一度会社を辞めた事で新卒以上に数を追う事になるのでは?」と感じがちですが、正直なところ中途採用者の平均応募数は、およそ10社~20社程度に留まる傾向にあります。

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新卒者よりも応募数が低い理由ですが、彼らは就業の経験がある事から“自分がやりたい仕事”や“企業に求めるもの”を理解した上で転職活動に励んでいます。企業や社会の仕組みを知らずに就活を始めた学生に比べると、仕事での目標と気持ちが早期的に固まっており明確化されているため、中途採用者の平均応募者数が必然的に少なくなるわけです。

 

もちろん年齢による壁にぶつかり、継続の過程で応募数が増えていく人もいらっしゃいますが、最初の段階で応募数が30~50ほど膨れ上がるケースはそれほど多くありません。

 

プレエントリーと本エントリーの違い

 

プレエントリーとは応募手続きの一つで、自身の基本情報の登録と事前登録や仮登録などを指す言葉です。
プレエントリーをすると企業から説明会や今後の選考情報などを送ってもらえるので、気になる企業があった場合には積極的にプレエントリーをしておきましょう。

 

そして本エントリーは一般的なエントリーの事で、企業の選考と採用試験への申し込みを指します。この本エントリーの際に、ESの提出と筆記試験の受験が必須となりその後「書類選考」が実施されます。

 

プレエントリー数は約40~50社程度とされており、企業説明会に参加する社数を30とすると、それよりも少し多めにプレエントリーする必要があるといえます。

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就活の流れとしては、まずプレエントリーを申し込み、その中でも30社程度を選択して企業説明会に参加。プレエントリーの数をあまり減らしてしまうと、企業説明会に参加する機会や意義を失ってしまう可能性も。

 

また企業によっては“説明会の参加”が選考条件とする場合もあるため、積極的に参加する事をオススメします。プレエントリーは少しでも興味があると思ったら何社でも申し込む事が大事であり、この時点で極端に企業を絞り込む必要はありません。

まとめ

いかがでしたか? 自分の理想とする働き方を実現するために多くの企業を吟味してエントリーに臨む事が、就活を成功させるカギなわけですが、ただ闇雲に膨大な数の企業にアプローチを掛けてしまうのはNGです。たとえ1社の企業でも事業内容や企業理念に対する理解、選考への対策は簡単にいくものではありませんし、ましてや30社~50社ほど抱えてしまえば、全ての情報をたった数ヶ月で把握する事は非常に困難になるはずです。そうなってしまわないように、まずはプレエントリーで企業の情報を集めて、自分の強みや将来像を整理しながら「本当にやりたい仕事は何か?」を再度確認してから、自分のペースでも遂行出来るくらいのエントリー数に落とし込みましょう。
 

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