目次

・ブルーカラー、ホワイトカラーって何?

 ガテン系職種が一時減少

 資格者や特殊技能者も多い

 

・ブルーカラーの仕事と特徴

 ブルーカラーの職種

 ブルーカラーのメリット

 ブルーカラーのメリット

 

・ホワイトカラーの仕事と特徴

 代表的なホワイトカラー職種

 ホワイトカラーのメリット、デメリット

 

 

・アメリカではブルーカラーの仕事が人気?

 AIの導入で一躍脚光を浴びるブルーカラーの仕事

 

・AIの普及でホワイトカラーの仕事がなくなる?

・まとめ

 

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ブルーカラー、ホワイトカラーって何?

 

 

 

 

「肉体労働者」がブルーカラー「頭脳労働者」がホワイトカラーと言うように

労働現場の違いから対比する際に良く使われる言葉です。

差別的な表現のようにも感じますが、差別用語ではないようです。

カラーと言うので服の色(Color)を思い浮かべますが、

そうではなく襟(Collar)の色を指す言葉です。

製造現場で着る作業服の色にブルーが多かったことからブルーカラーと呼び

これに対して白いワイシャツにネクタイを締めて働く営業や事務系の労働者を

ホワイトカラーと呼ぶようになったのが言葉の語源です。

 

 

ガテン系職種が一時減少

 

 

どちらも企業に雇用された賃金労働者(社員)であることに違いはありませんが、

ブルーカラーの多くは建設業や製造業の現場で働く従業員のため、

これまでガテン系、3K職種などと呼ばれ、社会から差別的な扱いを受けたこともあります。

更に、技術革新によりオートメーション化された現場では

工場労働者が削減されたこともありました。

 

 

 

 

資格者や特殊技能者も多い

 

 

ただし、ブルーカラーの仕事は資格を持った技術者でなければ扱えない仕事も多く、

現に高卒者の初任給などはブルーカラーの方が高いのが普通です。

今でも特殊な技術を持った現場作業者はなくてはならない存在です。

ただ、そのようなベテランの多くが定年を迎え、

世代交代期に達している日本やアメリカでは、

AIの普及と共にブルーカラーの仕事がにわかに注目を浴びています。

 

 

 

ブルーカラーの仕事と特徴

 

 

土木、建築、組立、製造、整備、修理などは一般的に「きつい、危険、汚い」

労働現場であることは違いなく、決して楽な仕事ではありません。

ただ、資格を持った高い技術力が要求される職場でもあります。

精巧な機械でも適わない匠の技を持った優秀な技術者を多く輩出している現場もたくさんあります。

しかし、戦後の団塊世代が引退する時期に達している今、

日本もアメリカと同様、人材不足が深刻な問題になっています。

ブルーカラーと言うと工場やモノづくりの現場と言うイメージですが、

農業や漁業のほか、小売業や配送業、ビルメンテや産業廃棄物などのサービス業も含まれます。

オートメーション化の難しい業種や機械化してもコスト高でコスパが悪く、

どうしても人手に頼らざるを得ない業種も存在します。

 

 

 

ブルーカラーの職種

 

 

 

1.土木・建築  道路やビル、橋梁、マンションなどの建築業

(土木、大工、左官、とび、塗装、溶接工など)。

2.卸売り・小売業  小規模な商店から大型スーパーなどの運搬・配達・陳列業務。

3.サービス業  ビルメンテナンス、清掃、自動車整備、産業廃棄物処理など。

4.各種製造業  日本の基幹産業である自動車や鉄鋼、化学などの加工工場、機械工場、組立工場(レーザー加工、プレス、溶接、旋盤、組立、塗装など)

5.農・林・水産業  労働人口の減少、高齢化、後継者不足の上、自然災害で危機に瀕しています。

6.鉱業  石炭産業の衰退で国内では石灰岩が採れる程度です。技術者や労働者の多くは海外を拠点にしています。

7.電気・ガス・水道業  インフラサービスは日本の基幹産業ですが、現場には多くのブルーカラーが必要です。

8.食品加工業  技術者はメンテナンスと品質管理が主な仕事ですが、小規模な工場では多くの人手が必要で、外国人労働者が活躍する職場です。

9.運輸業  大型・中型のトラック、バスの運転手が主ですが、クレーンや機械のオペレーターなどは海外に派遣されることもあります。

10.情報通信業  ITやインターネットなどの普及でホワイトカラーの職種も多いですが、不便な場所での電波基地の建設などはブルーカラーの仕事です。

 

 

 

ブルーカラーのメリット

 

 

 

安全性の問題もあり、時間通りの労働で「残業が少ない」のが特徴です。

交代制による夜勤のある工場もありますが、休日出勤はほとんど無いのが現状です。

また、「転勤がほとんど無い」のも特徴です。

手に職を持った技術者、職人ですから、ホワイトカラーに比べて

「転職は非常に有利」です。ただ、転職しても理想的な職場が少ないのがブルーカラーです。

スーツを着る必要が無いので「通勤服に困ることがない」ので便利です。

また、黙々と仕事をするので、「人間関係に悩まされる心配がない」のも特徴です。

更に働きながら資格を取ったり、「技術を磨ける」利点もあります。

 

ブルーカラーのデメリット

 

 

 

「給料が安い」 最初はホワイトカラーより良かった給料は逆転されてしまいます。

ホワイトカラーは管理職になると給料の上昇が大きいからです。

ブルーカラーは年齢が上昇しても生産性はさほど向上しないので、給料は大きく変わりません。

ただ、大学に進学する費用やその間の給料を考えるとコスパはブルーカラーの方がいいかもしれません。

「3K職種もあります」 汚い、きつい、危険と言う作業環境はブルーカラーに付き物です。40度を超える環境や真夏の屋外、危険な高所などで汗だくになって働く場合も多く、仕事帰りにそのまま遊びに行くということも出来ません。

しかも、仕事場には「女性が極端に少ない」事から出会いの場もありません。

ただ、最近はそんな職場にも女性が進出してきました。

アメリカでは特にそれが顕著に表れています。

「天候に左右される」 工場内での作業はそうではありませんが、屋外での作業が多いため、天候に左右されます。雨の中の作業や真夏の屋外、暖房設備のない冬の屋外も辛い仕事です。

 

 

 

ホワイトカラーの仕事と特徴

企業に雇用された賃金労働者と言う点ではブルーカラーと変わりませんが

直接、物の生産に携わらない職種がホワイトカラーです。

 

営業や事務的職種、専門的な技術職種、販売などの対人サービス職種、

管理職種などを指し、人間を相手にした精神的職種を言えます。

IT分野のようにスーツを着て仕事をする高度な総合職がホワイトカラーのイメージです。専門・技術職種も含まれますが生産の最前線ではなく、

システム開発などの研究開発に携わる部門で、作業着と言うよりは白衣を着る職場です。

また、ブルーカラーのように学歴不問、資格や経験が第一の職場ではなく、

大学や専門分野での学歴が問われる職場です。

学歴の階層社会も崩壊する傾向にありますが、日本ではまだまだこの傾向が残っています。

 

 

代表的なホワイトカラー職種

 

 

『医師』

ホワイトカラーの代表的職種の一つです。

ただ、最近は患者と直接向き合う臨床医ばかりでなく、

医療機器開発の研究やアプリケーションソフトやハードの研究にも参画しています。

企業でも医師の資格のある人材を必要としています。

 

『コピーライター』

広告分野のクリエーターばかりでなく、

企業内でも商品の魅力をアピールするためのキャッチコピーは、

顧客の分析や戦略に欠かせない人材になっています。

特に近年は企業に必要不可欠なウェブサイトの制作管理にも仕事が広がっています。

 

『プログラマー』 

需要が急増している分野で、プログラミング言語を使ってアプリケーションの開発をする仕事です。近年は、AIやVR開発などの案件が急増していることから、更に仕事は拡大すると思われます。企業内ばかりでなく、現在ゲームソフト開発の人材が足りないのが現状で、優秀なフリーのプログラマー、デザイナーは引っ張りだこです。

 

 

『事務スタッフ』

経理部門ばかりでなく、企業内の資料をデータ化し、管理する仕事です。情報化社会では商品開発や生産も大切ですが、顧客データや情報は大切な財産です。それらをソフトを使って処理・分類するのは高度な専門知識が必要です。

 

 

ホワイトカラーのメリット、デメリット

 

 

全般的に「給料が高い傾向」にあるのがホワイトカラーです。

高卒時には負けていた給料も管理職になれば次第に逆転します。

しかし、人件費が高い職種ほどAIに置き換えればコスパが良くなるのは当然ですから

ホワイトカラーの仕事がいずれ「AIに置き換わる」と言われるのは当然かもしれません。ルーティンワークのような事務仕事は直ぐにでもAIに置き換わっても不思議ではありません。

一方で、単純作業は直ぐに機械化やロボットに置き換わると思われがちですが

システムの開発や導入コストを考えると

安い人件費の人間に負けてしまう部門もあります。

そのため生き残る可能性も大きいと言われています。

感情を持った人間対人間の仕事はAIに置きえるのが難しため

生き残る可能性が高いと言われています。

 

アメリカではブルーカラーの仕事が人気?

 

 

 

AIの導入で一躍脚光を浴びるブルーカラーの仕事

 

原因の一つにはAIの導入で、ホワイトカラーの仕事が奪われ

数年後には激減すると言われているからです。

大卒の多いホワイトカラーはブルーカラーに比べて就職のスタートが遅く、

大学4年間に高額な学費が掛かります。

更に大学で勉強してきたことが仕事に活かせないような場合は

その効果も薄れてしまいます。

そこで、アメリカでは今

ブルーカラーの仕事の人気が急激に高まっているのです。

しかも、ブルーカラーの仕事は労働時間をしっかり計算できるので、

残業代もきっちり支払われます。資格があれば転職も容易で、

ホワイトカラーのようなみなし残業もないので、働いた分だけ給料が貰えます。

 

 

AIの普及でホワイトカラーの仕事がなくなる?

 

 

 

産業革命の時代には、人の仕事が機械に奪われ

多くの労働者が職を失いました。

しかし、人は人しか出来ない仕事を作り出し

違う分野に雇用を作り出しました。

今は、人しかできなかった分野にAIが導入され人がコンピュータに置き換わる社会になりつつあります。

人は操作をする、ごく一部の人間だけでほとんど必要なくなる時代が来ようとしています。

また、AIが普通に使われる社会になると、必要な職種はシステムやソフトを

開発するエンジニア、プログラマーと言うことになります。

この分野はますます発達するので、人材は必要で不足する時代になることが予想されます。

 

 

 

まとめ

 

・ブルーカラーは機械化できない職種が多い

・残業がなく安定的な収入が得られるのがブルーカラー

・人間関係に悩むことなく、ノルマもないのがブルーカラー

・感情のある人を相手にする職種にはどうしてもホワイトカラーが必要

・ホワイトカラーでもエンジニアやプログラマーは需要がある

 

技術革新は産業構造を変え、人間社会にも大きな変化をもたらしていくでしょう。

ホワイトカラーはAI、ブルーカラーは産業ロボットに変わる時代が目前に迫っています。

一方で、今まで下級の仕事のように思われていたブルーカラーが技術さえあれば高年収職種として注目されています。

AI、ロボット、オートメーション化と言うイノベーションと人間が上手に共存していく仕組みの整備が望まれます。