座談会とは、現場で働く先輩社員と学生が気軽に話をできる場で、説明会よりも詳しく社員の方の普段の仕事や生活について伺うことができます。ほとんどの場合、社員一人に対して学生数人が取り囲む形になります。特に決まった進行があるわけではないので、まず社員の方が軽く自己紹介をした後に学生から質問が投げかけられ、その質問にざっくばらんに社員が答えるという流れになります。

座談会は、会社説明会の時にイベントの一つとしてその機会が設けられる場合と、選考が進んでいく中で座談会というステップが設けられている場合があります。

座談会では社員と学生が密に話をすることができるため、やはり会社と学生のミスマッチをなくす(社員が学生を選ぶというよりも、学生側の会社に対する間違ったイメージをなくすという意味で)ことが目的ではないかと思われます。だからといって、まったく選考に関係ないとは言い切れず、もし社員の方が「この学生ちょっとやばい」と感じたらもちろん悪い意味で人事まで名前が伝わってしまうかもしれません。

社員の方の話を聞く態度などには気を付けたほうがいいでしょう。

 

 

私も就活中、座談会には何回か参加しました。

会社説明会に行った際に、司会の方から会社の概要や仕事内容などを大まかに聞いた後に、いくつかのグループに分かれて現場社員の方に質問をする、というのが一つで。

他には最終面接前に座談会に呼ばれ、最後の面接の前に社員の方に聞いておきたいことや、自分の中でモヤモヤしていることをぶつけてみる、というものがありました。どちらにおいても、形式は一緒で気を付けるべき点は同じですが、私がいくつかの座談会で感じた注意したいポイントを紹介したいと思います。

 

 

まず、先ほども述べた通り、座談会には進行も決められたシナリオもないため、その場の雰囲気は学生と社員の方によってだいぶ異なります。学生同士も社員の方も全員が初対面の場であるため、いざ質問の時間が始まったところで、自ら声をあげることはなかなか勇気が要ることだと思います。またそれは、1グループの人数が多くなればなるほど、緊張感は高まると思います。ですが、せっかくの座談会で、普段は聞きにくいこと、パンフレットやHPだけでは分からない現場社員の生の声を聞くことができるため、限られた時間をできるだけ内容の濃いものにしたいところです。そのため、座談会中は沈黙の時間をできるだけなくすことが重要だと思います。学生一人当たりに対し、質問回数が決められていることはほとんどないため、気になることがあれば何回でも質問することができます。例えば、座談会が開始されて誰も手を挙げそうになければ、自分がまず最初に質問をなげかけたり、誰かが質問をした後に他に質問をしようとする人がいなければ、すかさず手を挙げて次の質問を聞いたりなど、できるだけ静かな時間をなくすことで、そのグループを発言しやすい雰囲気にすることができます。また、時には本当に誰も質問をしないグループにあたることもあります。そんなときのために、座談会の前に質問したい事項(会社別の質問と、どの会社でも通用する質問)をいくつか用意しておくことや、説明会中に気になったポイントをメモしておくこと、を習慣づけておくことをお勧めします。

 

 

また、私が実際に行っていたのは、他の学生がした質問に付随する質問を投げかけることです。例えば、他の学生が「この仕事をしてきて最も辛かったことや苦労したことは何ですか?」と質問し、社員の方が答えた後にその答えに付随して、「逆にこの仕事をしていてよかったことや身についたことは何ですか?」と質問することもできます。人は初対面の人に対して自分の事を自分から話すのは恥ずかしいと感じますが、誰かに聞かれれば快く自分の話をすることができます。色んなことに疑問を持ちながら人の話を聞くと、自然と質問したいことが次々に思い浮かぶと思うので、実践してみてください。最後のまとめとして、座談会の時に注意してほしいポイントは「空気を読む」ことです。他に誰も質問をしないのに自分も遠慮してグループが変な空気になるのも避けたいですし、本当は質問したい学生がいたのにも関わらず自分ばかりが発言をしてしまった場合はより一層社員の方にも他の学生にも悪いイメージを持たれてしまうかもしれません。ぜひその場の流れを大事にしながらも、より濃密な時間になるように心がけてみてください。