就活を進めるうえで面接は避けては通れない選考内容の一つです。「勉強は予習復習が大事」ということをよく言われますが、これは就活での面接対策でも同じことが言えます。 今回の記事では、私が就活の面接前後に必ず行っていた3つのことをご紹介します。

 

 

①面接前:自分自身を客観的に見つめ、課題を発見する

 

就活での面接対策の効果的な方法の一つとして、「自分が話している様子を動画で撮影し、自分自身で評価する」ことが挙げられます。
なぜ、この方法が就活での面接対策として効果的と言えるのでしょうか?

 

その根拠は、「メラビアンの法則」にあります。就活生のみなさんも何となく聞き覚えがあるかもしれませんね。メラビアンの法則とは、初対面の人の印象を決める約9割の情報が、しぐさや表情、声のトーン、声量などの視覚や聴覚にあるということを示すものです。
また、話の内容が人の印象に及ぼす割合は1割以下と言われています。そのため、就活生のみなさんは、就活の面接で「どのような内容を話すか」という点だけを重視するのではなく、「面接官にどのような印象を持ってもらえるか」という点も就活では重要なポイントになります。就活での表情や声のトーンを整えることは、就活面接で話す内容を考えることに比べると、手軽に取り組めるものですし、改善しやすいものです。就活生のみなさんは、面接官から好印象を持ってもらえるような就活生を目指してみてはいかがでしょうか。

 

それでは、面接練習の動画撮影のやり方をご紹介します。やり方は簡単ですので、就活生のみなさんは、今すぐにやってみることができますよ!

 

【面接練習の動画撮影】
動画撮影はスマホカメラで行います。
自己紹介や自己PR、学生時代に頑張ったことなど、就活の面接で面接官から質問されることを想定して声に出して話します。スマホカメラに向かって自撮りの要領で話し、その様子を録画して、撮影した動画を見返し、自分の話し方の癖や表情、姿勢をチェックします。
就活生の中には「自分が話している様子なんて見たくない!」と思う人もいるかもしれません。私も就活生としての最初の頃は抵抗がありました。しかし、「私って結構早口なんだな」、「今までは意識してなかったけど、就活の面接で答える内容を考えるときに上を向く癖があるな」など、この面接対策によって発見したことが想像以上に多く、自分の動画を見る嫌な気持ちより、これからの就活での面接で意識するべきポイントを知ることができ、安心感を得られたことが上回っていました。
そのため、この面接対策は3年生の12月から2月まで(就活解禁の3ヶ月前から就活面接本番の直前まで)毎日行っていました。

 

②面接前:自分の言葉で伝えられるようにする

 

就活の1次面接、2次面接、最終面接では、受け答えで求められることがそれぞれ違います。
1次面接では、企業によって異なりますが、学生の明るさや元気、雰囲気を特に見ている傾向にあります。そのため、1次面接では質問の受け答えの内容以上に笑顔や話し方で元気さをアピールしていました。

 

2次の個人面接では1次面接以上に就活生が答えた内容が重視されるようになります。そのため、「なぜ、この業界・会社なのか」、「就活の軸は何か」、「この会社で何をしたいか」などに加え、自己PRや志望動機の深掘りを事前に考えていました。

 

最終面接では、2次面接に引き続き自己PRの深掘りをされることもありますが、「この学生は本当に企業に入ってくれるか」という点を見ています。会社にとって最も避けたいパターンは、学生に内定を出した後に辞退されることだからです。これをアピールするためには、志望動機の更なる深掘りや5年後、10年後に、この会社で具体的に何がしたいか、どうなりたいかなどの詳しいキャリアプランを考えておくと良いと言えます。実際に、就活の面接で聞かれないとしても、自分の気持ちを整理するためには「志望動機はなぜこのように考えたのか、その背景には何があるのか」など、“なぜ”を自分に問うことを繰り返すのが大切だと、就活を通じて感じました。

③面接後:やり取りを録音し、今後で活かす

 

多くの就活準備を重ねて、いざ就活面接の本番!!しかし、就活の面接練習はうまくいっても、就活本番でも上手くいくとは限りません。より良いパフォーマンスを行うため、就活面接の振り返りをきちんと行いましょう!
そのために、就活面接の本番では、ボイスレコーダーをオンにしたスマホを鞄のサイドポケットに忍ばせておき、家に帰ったら面接時に何を聞かれ、自分はどのように答えているのかをメモしましょう。
慣れない面接では頭がフル回転する場合もあり、質問に対してベストな回答が思いつくこともあります。そのような回答のメモをとり、頭に入れておきましょう。反対に、うまく答えられなかった場合も、次回の就活面接の時に同じ質問をされても対応できるように考えておきましょう。

 

また、就活の面接では1つの質問に対して、1分以内で答えることがベストです。話したいことがたくさんあってもすべてを話さず、1分でまとめて簡潔に話すことが面接官を飽きさせない秘訣です。よって、面接官の質問に対して自分自身が何分何秒で答えているのかもメモをとるようにしましょう。

 

就活面接の準備はしても、実際の就活の振り返りを行わない就活生は多くいるため、このように振り返りまでしっかり行うと、他の就活生と差別化を図ることができます。
「就活はやることが多くて大変!」と思う就活生も多いかもしれませんが、一度やってみると想像以上の就活における発見があるはずです。就活では、どんなことでもトライしてみることがポイントになりますので、就活中にやれることは全てやってみるようにしましょう。

 

④面接後:記憶が新しいうちに面接での記録を残す


 

多くの就活生が意外とできていないことが、面接の記録を残すことです。面接を受け終わった時は、どんなことを聞かれて、どのように答えたか覚えているものですが、時間が経つにつれてその記憶も薄れていくものです。可能な限り、面接を受け終わったその日のうちに復習も兼ねて面接記録を描くようにしましょう。項目としては、以下の内容を参考にしてみてください。

 

・面接日時
・企業名
・面接官氏名(役職があれば記載)
・質問されたこと、答えた内容
・面接を通して感じたこと、答えた内容
・気づいたこと

 

主に上記の内容で記録を残せば、問題ありません。とくに質問された内容と答えた内容に関しては、細かく記載するようにしましょう。また、質問によっては上手く答えられなかった内容もあるかもしれません。その際には、どのように回答するべきだったのか、面接時を振り返った時に思う答えの中身も書いておくとよいです。次回の面接の時も同じ質問をされる可能性がありますので、次は必ず答えられるようにしましょう。
業界によってどんなことを聞かれるのか、質問内容によって業界色も見えてくるため、今後の面接対策にもつながります。