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コンサルタントは、クライアント企業の経営上の課題を解決する仕事をします。例えば、商品の売り上げをあげるにはどうしたらいいのか、このシステムを変えるにはどうしたらいいのか、などです。クライアントの企業が行き詰まった課題に対して、第三者として調査や分析をした上で、解決方法を提示していきます。

 

今、時代の移り変わるスピードが10年、20年前と比べて早く、その変化に企業がついていくためには、コンサルタントが必要になっています。コンサルタントが必要ですが、人手が足りていないのも現状です。人手が足りていないがために、クライアントからの仕事の申し入れがあっても断ってしまわないといけない状況になってしまっています。そのため、各コンサルティングファームは新卒、中途採用に力を入れています。また、女性の占める割合も低いため、女性の雇用を増やす努力もしています。女子学生のための、女性コンサルタントとの座談会が設定されることもあり、育児休暇などの生のお話を伺うこともできます。また、女性が出産し育児休暇を取りやすい環境を提供できるように努める企業も目立ってきています。

 

コンサルティングファーム

 

 

コンサルティングファームにも様々な種類があります。コンサルティングファームによって、コンサルタントが行う仕事内容も変わっていきます。

「この1冊ですべてわかるコンサルティングの基本」によると、コンサルティングファームは7種類に分類することができ、以下の内容がそれぞれの特徴です。

大手企業の代表者や経営幹部がクライアントであり、全社戦略·事業戦略を中心に、その他のコンサルティングの一部までを含めたサービスを提供しているのが「戦略系コンサルティングファーム」です。

一方、戦略から財務、組織人事、IT戦略·システム導入までのフルラインのサービスを提供し、数百人のコンサルタントを動員して大規模なプロジェクトを行なうことも可能なのが「総合系コンサルティングファーム(旧会計事務所系コンサルティングファーム)」です。

「シンクタンク系コンサルティングファーム」は親会社(金融機関など)の取引先を中心に、全社·事業戦略、業務. IT、コンサルティングを行なっています。コンサルティングファームによっては、組織人事コンサルティング部門を抱えているところもあります。

「業務· IT系コンサルティングファーム」は高い技術力を武器とし、1Tコンサルティング·業務コンサルティングプロジェクトにおいてビジネスを拡大しています。近年では、相次いでIT戦略·事業戦略コンサルティグを担当する部門が設立されています。

また、特定のコンサルティングテーマに特化したコンサルティングファームとして「組織人事系コンサルティングファーム」「フィナンシャルアドバイザリー系コンサルティングファーム」が近年、存在感を増しています。

 

 

キャリアパス

 

 

「アナリスト→コンサルタント→マネージャー→パートナー」がコンサルタントの大まかなキャリアパスです。コンサルティングファームによって、名称は変わっていきます。

例えば、世界最大規模の経営戦略ファーム『マッキンゼー・アンド・カンパニー』では「ビジネスアナリスト→ジュニアアソシエイト→アソシエイト→エンゲージメント・マネージャー→アソシエイト・プリンシパル→プリンシパル→ディレクター」、日系コンサルティングファーム『アビームコンサルティング』は「アナリスト→コンサルタント→シニアコンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→プリンシパル」の順にコンサルタントとしてのスキルをあげていきます。

 

 

コンサルタントは配属されるプロジェクトによっては多忙なこともありますが、様々な業界の企業と共に仕事をすることができるという面白みもある職種です。