就活を進めていけば、学校内やアルバイト先以外でさまざまな魅力を持った社会人と出会うことになります。
説明会やセミナー、さらにはインターンシップにOBOG訪問など、色々なイベントを経て数多くの先輩社員と関わることで、就活生としてのマインドを変えるきっかけにつながることでしょう。
ただ、優秀で意識の高い新卒に成長したいのであれば、普通の社会人ではなく、本当に優秀な人を模範にするべきともいえます。今回は優秀な社会人に共通する特徴を4選に分けて紹介していきましょう。

 

 

本当に優秀な社会人とは?

 

新卒就活生であるみなさんも、就活を始めてから多くの社会人に出会ったことと思いますが、「この人カッコイイな」「この人みたいになりたいな」と、思わず憧れてしまうような人物とも巡り合えたのではないでしょうか?
ただ、身も蓋もない言い方をしてしまうと、就活生であるあなたが優秀だと思っている人が必ずしも優秀とは限りません。

 

就活生といえど、まだ就業経験のない学生という立場ゆえに、みなさんがこれまで出会ってきた社会人の数は決してそこまで多くないはず。
そのため、「こういう人が優秀」「こういう人が優秀じゃない」という基準はあくまで知識と経験の乏しい“学生目線”からのイメージに依り、「優秀さのハードル」が限りなく低い状態と言えるでしょう。

 

そこで、ここから先は就活生だけでなく、「社会人が思い描く優秀な社会人像」を4つに分けて説明していきます。
社会人になれば業種・職種に関係なく、先輩社員や同期といった社内の関わり、クライアントや他社との連携など幅広い人間関係の輪に加わることになるので、経験豊富な社会人たちが考える優秀な人物の特徴を認識することは、新卒デビューを控える就活生のみなさんにとっても貴重な情報になり得るはず。憧れの社会人に近づくために、就活生ならば以下のポイントを参考にしてみてくださいね。

会社に依存せず自分のビジョンを持って働いている

 

「会社に依存せず、会社を上手く利用している人」も、優秀なタイプに該当しますね。
「給料が良い」「会社の福利厚生が良い」を目的に企業選びをする就活生が印象的ですが、
自身の将来的なビジョンを実現するために「会社を利用している」という人は、企業に関係なくトップの成績を出している人が多い印象にあります。

 

たとえば、国内を代表する3大商社に入社しながらも、大手企業の歯車として目先のことに注力するのではなく、自主性をもって貪欲に仕事を吸収する人がいたとしましょう。
そういう人は往々にして、就活生から人気の商社で働けている現状に満足するのではなく、「商社もベンチャーのようなもの」と捉え、自分の成長やビジョンの実現のために、「商社=成長の機会」として働いているわけです。

 

会社の規模やキャリアで慢心する人は社会人に多く見られますが、どんな場所であれ夢を叶えるために自分を高めて邁(まい)進できるようなバイタリティー溢れるタイプは、どこでも通用する優秀な人と言えるでしょう。

仕事と同じくらい遊びも本気でやっている

 

近年では働き方改革によって「ワークライフバランス」を意識する就活生も徐々に増えてきましたが、仕事で多大な成果を挙げ、社内外で高い評価を受けている優秀な社会人は、仕事だけでなくプライベートの面も大いに楽しんでいる傾向にあります。
もちろん、会社組織に属する社会人という手前、与えられた役割を理解して業務に誠心誠意取り組むのは当然な話。しかし、それだけでなく仕事と同じくらいの熱量をもって遊びも充実させているのが“デキる大人”の特徴です。

 

遊びによって形成された人脈、多種多様な人物とプライベートで関わって生まれた話のネタなどが、結果として仕事にも相乗効果を生み出すことになる。「オフの日は心ゆくまで遊びたい」という気持ちが根本にありますが、「遊びでも手を抜かない」という心意気がないと、若いうちに仕事に成果とやりがいを生み出すのが難しくなるのでしょう。

 

世間的に注目度の高い経営者や実業家などを参考にしてみると分かりやすいのですが、若くして成功を収めている人ほど、オン・オフの切り替えが上手いだけでなく、ストレスの逃げ口として遊びを本気で楽しんでいます。
要するに、「仕事の成功には遊びの充実が下地になっている」ということを、就活生のみなさんは覚えておくと良いかもしれません。

仕事で「忙しい」「大変」という言葉を一切言わない

 

また、誰もに頼られる優秀なビジネスパートナーというのは、たとえマルチタスクを抱え込むことになったとしても、決して「忙しい」「大変」「ツラい」といった弱音を吐きません。
まずその理由についてですが、「優秀な人ほどその場の空気を読むのが上手い」「純粋に仕事を楽しんでいる」の2つが考えられますね。

 

どんな人であろうと仕事の完遂は自分だけでは達成できず、複数の人間と関わって初めて実現できるものです。
そのとき思わずネガティブな気持ちを吐露してしまったら、周囲にもその暗い感情が伝染してしまうでしょう。
「もしも自分の都合で周囲のモチベーションが下がったら……」という発想で、空気を読んで態度や発する言葉を慎重に選ぶ。こういった“気配り”で上記のような言葉を言わないわけです。

 

そして、心の底から仕事を楽しんでいる人も「大変」「忙しい」といった発言と無縁な傾向にあります。
「病は気から」ではありませんが、本当に今の業務に誇りと喜びを感じている人は、ネガティブな発想が仕事のパフォーマンスに影響を及ぼすということも十分に理解しており、あえて後ろ向きな感情を遠ざけるようにしているのです。
この二つを理解しておくだけでも、新卒就活生である現在の意識を変えるきっかけになるかもしれませんね。

 

身だしなみ、所作、言葉遣いがきれい

 

最後になりますが、一目置かれる優秀な社会人というのは、マインドセットだけでなく自身の見た目にも気を遣っています。
就活生のみなさんも、就活の準備を行ってきた過程で「身だしなみをきちんと整えよう」と、耳に胼胝(たこ)ができるくらい方々で言われてきたことでしょう。
これは社会人にとっては基礎中の基礎にあたり、自分をよく知らない相手から信頼を勝ち取るために、服装や敬語などを含めた身だしなみを徹底しているのです。

 

 

就活でOBOG訪問やインターンで実際に企業を訪れた際、直感的に「この人は仕事ができそう」と思える先輩に出会ったことはありませんか?
そういった人ほど、周囲から見られる自分の姿や与える印象を客観的に分析し、より良い結果を生むために、スーツやネクタイなどの選択や他者との接し方を自主的に学習しているわけですね。

 

「これって優秀さと果たして関係があるの?」とでしょうが、身だしなみという一番手っ取り早く改善・向上できることをしっかり行っていれば、相手から自己管理やビジネスマナーに関する能力を評価され、そこから仕事に繋がっていく可能性も無きにしも非ず。
つまり、相手や状況に関係なく服装や言葉遣いがきれいな人ほど、仕事の経験値も豊富で優秀な成績を収めている可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか? 冒頭でも触れたように就活をしていくと企業の関係者、キャリアセンターの職員、就活イベントのスタッフなど数多くの“先輩”と知り合うことになりますが、本稿の解説のような本当に優秀な人物の特徴を掴み、それを自身に取り入れれば、新卒就活生としてさらなる高みを目指すことができるでしょう。
まずは、就活でやるべきことを漏れなく行い、多くの人と出会えるイベントにも積極的に参加するようにしてくださいね。