今回は、理系の方向けに書いていきたい。

毎年多く理系の学生とも接することがあるのだが、就活の悩みや相談を受けることが増えている。彼らから理系特有の悩みをよく耳にする。彼らの悩みや相談は、次のようなものだ。

「自分が大学で専攻する分野でも大丈夫だろうか?」

「研究が忙しくなりそうで、就活になかなか時間が割くことができない」

「周りが院に進む人が多くて、進路に迷っている」

「学部とか研究室からの推薦があるけど、どうすれば良いのだろう(あまり行きたいと思う会社ではない)」

今回は、理系学生特有の悩みを2回に分けて答えていきたい。

理系以外の方にとっては、あまり関係がない話になってしまうが、興味があれば参考になることもあるので読んでみてほしい。また、もし近くで悩んでいる理系の友達がいれば、この記事を教えてあげるか、アドバイスできればしてあげてほしい。

 

第1回は、理系学生の皆さん全般に関わることについて悩みに答えていこう。

第2回では、理系学生特有の「進路」について答えていこう。

 

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理系学生のお悩み①:「理系は選択肢が狭い」はウソ!逆に理系の方が有利

 

 

理系の学生から良く耳にするのは、たとえば、「自分は理系学部を専攻しているが、知識がなくても金融業界などを受けても大丈夫だろうか?」という声である。

答えは、「まったく問題ない。」だ。

逆を考えてみよう。金融業界を受ける人は、全員金融の知識を持っているかといったらそうではない。会社としても、大学生が知っている程度の知識は、新入社員研修で習うようなごく基礎的なものだと認識している。だから、学生が「専門知識があります。」と言ったところで、就活で有利になることはほとんどない。

つまり、違う業界を目指すにしても、専門的な予備知識は一切必要ないのだ。

一般常識として、日経新聞が少しわかる程度の基礎知識は必要だが、これらの知識は、企業研究や企業のセミナーに参加していれば、誰でも簡単に身につくものだから安心して大丈夫だ。

むしろ、企業としては、理系の学生を強く求めていることが多い。

むしろ、理系学生の方が選択肢の幅が広いのである。

ちなみに、私が運営する就活スクールにも毎年理系の学生がやって来るが、彼らは金融、保険、人材、教育、コンサル、ITなど、本当に幅広い業界から内定をもらってきている。

だから、「理系だからこそ選択肢が広い」と前向きに考えていってほしい。

 

 

理系学生のお悩み②:理系学生ほど就活は「早めに始めた方が有利」

 

 

2016年度から就活開始が後ろ倒しになったのはご存じだと思う。

就活サイトがオープンするのは3月、選考(面接)が開始するのは8月というように、

恐らく、理系の学生は卒業研究と重なり、かなり厳しいスケジュールになっている。

だからこそ、理系の皆さんには早くから就活を開始することをおすすめしたい。

 

理由は2つある。

 

(1)早くから内定をもらえる可能性が高いから

理系学生の皆さん以外にも当てはまることではあるのだが、特に理系の皆さんには強調しておきたい。就活開始が遅れて開始される今年は、8月よりも前の段階で内定を出したり、内定に近い形で特別選考に進ませたりするケースがかなり多くなる。

特に、理系の皆さんは研究などが重なる8月に就活ができないことは、企業は当然理解している。
そこで企業は、忙しい時期を迎える前に、「理系学生専用セミナー」や「理系学生優先エントリー」などを行うことが多い。だから、そのようなセミナーなどを見かけたら、「チャンス!」と思って、参加していこう。それだけで内定への可能性は高まるはずだ。

 

(2)理系学生の人は、就活で苦戦する可能性が高いから

一方で、早めに動かないと、理系学生は後々苦戦することになるだろう。学業と就活を両立することは物理的にも精神的にも厳しいはずだ。

さらに、就活を遅く開始してしまうと、大半の企業は、早めの採用で80%〜90%は採用を終えている可能性がある。そうなると、内定をもらえるはずの企業からも内定がもらえなくなってしまうし、どうしても企業の選択肢の幅が狭くてなってしまうのだ。

 

自分がより有利に、楽に、就活を行うためにも、特に理系の皆さんには早めに活動を開始することをおすすめしたい。

とても大切なことについて書いてきたので、よく内容を理解した上で就活してほしい。