銀行、保険、など、わたしたちの生活に身近で、企業名も耳にする機会が多い金融業界。

今回は金融業界の就活事情についてお伝えします。

 

 

現在、経団連の就活ルールでは、

・大学3年の3月:会社説明会解禁

・大学4年の6月:面接解禁

となっています。

しかし、金融業界の“実際の”スケジュールはこれと異なります。

 

 

(大学3年)

・9月~12月 秋冬インターンのエントリー、選考会

・10月~2月 学内外の就活イベント

・3/1      説明会解禁、本エントリー

(大学3.4年)

・3月中旬~4月上旬 ES提出、ウェブテスト

・3月末~5月下旬  企業ごとのイベント、座談会、リクルーター面談

・6/1         面接解禁

 

少しの個人差はあるかもしれませんが、これが実際の就活スケジュールです。

 

 

会社説明会は3月解禁とルールでは定められていますが、1dayインターンや学内外の就活イベントの内容が会社説明会というところがほとんどです。

 

 

また、金融業界の多くの企業では【リクルーター面談】というものが行われます。

これは人事以外の一般社員による、いわば“面接”です。

 

ESを提出後に、エントリー時に登録した自分の携帯に案内の電話がかかってきます。

番号通知でかけてくる企業もありますが、非通知でかけてくる企業が多いイメージです。

忙しい時期かもしれませんが、ES提出後は非通知の電話を取り逃さないように、常に携帯を握りしめているというくらい、構えていた方が安心です。

万が一出られなかった場合、番号通知でかかってきていればすぐに折り返すことができますが、非通知の場合は折り返すことができません。

ES提出後は、企業も会える学生を優先に面談を始めていきます。

よってまたすぐ面談の案内が来る、というわけではないため、注意してくださいね。

 

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秋冬インターンは参加メリットがあります。

インターン期間中に高評価を受けた学生は、特別の選考ルートが案内されます。

一般学生であっても、6/1を待たずに実際の面接が始まりますが、それよりも早期の選考ルートとなります。

1dayインターンであっても、企業によってはインターン参加者の特別説明会などもありますので、企業研究にもなりますし参加して損はないです。

 

逆に、インターンの選考に落ちてしまったから本選考も難しいのでは…、と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

答えは、全く関係ない!です。

参加するとメリットはありますが、インターンの選考に通過しなかったことが本選考に影響を及ぼすことはありませんのでご安心ください。

 

 

金融業界は大きく分けると、銀行、保険、証券、リース、クレジットに分けられます。

“資金を融通する”という同じ役割を担っていても、業種や企業によっては自分の働くイメージとのギャップが生まれるかもしれません。

よって、1dayインターンなどを活用して、早い時期から、「自分に合う・合わない」を見つけられたら良いかと思います。

 

 

 

金融業界の就活においてカギとなるのは【リクルーター面談】だと考えます。

企業開催のOB・OG訪問と称したり、社員への質問会という名のイベントだったり、と企業によってその名称が異なります。

企業の単独説明会やES提出後に行われるイベントは、必ずどこかで評価されていると思った方が良いです。

 

これは面接解禁前に、企業が本面接にすすめる学生を選別するための手段であるため、ここでの評価がかなり大事になります。

 

ここで評価を受ければ、当日中、遅くとも翌日には次の案内の電話がきます。

評価が良くなかった学生には、企業から連絡がくることはもうありません。企業はそのままフェードアウトしていきます。

そのため、遅くてもES提出後の3月下旬には、面接対策をしておくべきです。

 

リクルーター面談は基本的に、社員1:学生1で行われます。

かしこまった面接ではなく雑談形式がほとんどですが、その雑談の中から学生の人となりを判断したり、さりげなく「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」を聞き出したりしています。

 

面談の相手は、年次の低い一般社員からはじまり、回数を重ねるごとに年次が上がったり管理職や人事の方がいらっしゃったりします。

 

面談中は学生の発言をメモしたり記録したりする様子を見せないことが多いため、あまりチェックされてないかも、と思うかもしれません。

実際にリクルーターとして新卒採用をされていた方から聞いた話だと、「学生の前ではその素振りは見せないが、やり取りや評価はきちんと記録化されている」、とのことでしたので油断は禁物です。

 

評価について。その学生がこれまでにどんな経験をし、それを仕事にどう活かせるか、などで評価もつきますが、その企業の志望度の高さも評価に大きな影響を与えるようです。

面接では自己PRはもちろん、その企業への熱い想いを伝えることが大切です。

 

 

金融商品は無形であり、かつお客様の大切な資産をお預かりしてのビジネスです。

知識などよりも、その人の人となりや、営業職では特にノルマなどに対する「ストレス耐性」が厳しく見られます。

どんなに困難な状況でも諦めずに高い目標に向かって努力できる、ということを証明できるエピソードなどを準備しておくことが大事ですね。

 

今の時代、インターネットなどで簡単に情報を収集できますが、“実際にその企業で働いている方から聞いた話”にはどうやっても勝てません。

そのためにOB・OG訪問を行い、企業理解を深める必要があります。

 

そして、リクルーター面談や本面接の場で、実際にお会いした方から聞いた話を披露すると、「本当にうちの会社に興味があってOB・OG訪問してくれているんだ」という志望度の根拠にもなりますので、ぜひ早い段階から行うことをお勧めします。

 

 

 

いかがでしたか。

金融業界の就活において大事なポイントを、少しでも理解していただけたら幸いです。