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留学生の日本企業就職対策―留学生の就職は有利である

 

毎年約60万人の就職活動をする学生がいる中、10万人程度は留学生だということをご存じだろうか?

今後も日本で就職を希望する留学生は毎年増えていくことが予想される。

私が運営する就活スクールにも、毎年、中国や韓国からの留学生が入会してくる。多くは、日本での就職活動に不安があり入会するが、このスクールで不安を解消し、最終的には就職を勝ち取っていくのだ。

もちろん日本で就職するには本人たちの努力が欠かせないが、日本の就職活動の事情を把握した上で努力しなければ、満足がいく結果を出せないだろう。

 

そこで、このシリーズでは、日本で就職を希望する留学生に対して、就職活動対策のポイントをお伝えしていこうと思う。

 

おそらく、多くの留学生は、次のような不安を抱いているだろう。

 

「日本語のWebテストは大丈夫だろうか」

「留学生はきちんと就職できるのだろうか」

 

このような漠然とした不安も、このシリーズを読んでいけば解消されるだろう。

このシリーズは、留学生に向けて、全3回でお届けする。

 

なお、この連載は、「日本語」で書いていく。日本で就職するとなると、ここに書かれていることが理解できる程度の日本語能力は必要不可欠だからだ。

 

また、もし日本の学生の方がこれを読んでいるのならば、ぜひ読み進めていただきたい。留学生の就職は、日本の学生の就職活動にも大きな影響を与えているからだ。知識としてあるかな

いかで就職活動の仕方も違ってくるだろう。

 

それでは、早速始めていこう。今回は1回目として、留学生が日本の就職活動でどのように対策をしていけば良いのかを説明していこう。

 

 

留学生の就職活動は日本企業からのニーズが高い!

 

 

 

留学生の皆さんは、日本で就職ができるのかどうかを不安に思うことも多いかもしれない。が、結論から言うと、留学生が日本での就職活動で苦労することは基本的にないと言ってよい。それぐらい日本企業は留学生を求めていることを、まずは知っておいてほしい。

 

日本企業は、母国語に加えて、日本語、さらには英語も話せる留学生をとても高く評価している。日本で就職を希望する留学生は毎年10万人程度いるが、まずは、この10万人の留学生から内定が決まっていく。特に、現在グローバル展開をしている大手企業は留学生を求めている。ある日系の企業では、留学生の採用率が全体の8~9割という企業すらあった。

留学生を評価する理由は、「優秀」で「真面目」、「勉強熱心」だからだ。

また、特に中国出身の人は、これからの時代を考えると、さらに企業からのニーズが高まっていくだろう。

 

ただし、1つ条件があるとしたら、「仕事に支障が出ない日本語能力がある」ことである。

つまり、就職活動を左右するのは、日本語能力だということなのだ。詳しく説明していこう。

 

エントリーシートは日本語で書く

 

 

留学生の就活の壁となるのが、まず日本語でエントリーシートを書くことだろう。

ごく一部の企業では英語のエントリーシートを受け付けているが、99%以上の日本企業は、日本語のみでのエントリーシートを受け付けている。ここで一番大切になるのが、「完璧な日本語」でエントリーシートを書くことだ。

 

留学生の皆さんの中には、日本人以上に日本語を使いこなせる人もいると思うが、筆者の印象では、日本語が得意でない留学生も割と多いと感じている。

 

エントリーシートとして提出する書類は、日本が母国語としている人にチェックをしてもらうなどをして、苦労すると思われる部分は今から勉強をして対策を立てていこう。

それだけでも、エントリーシートの通過率は上がり、就職の選択肢の幅は広がるのだ。

 

学力よりも日本語能力を高めよう。Web学力テストはで参考程度

 

 

留学生を悩ませる就職活動の第2の壁が、「Webテスト」や「筆記テスト」であろう。
ただし、実は、あまりWebテストに対して頭を悩ませる必要はない。なぜならば、Webの学力テストの点数が低いからと言って、選考が落とされることはないからだ。参考程度にしかしていない。

もちろん、一部外資系の企業では、学力テストで判断しているところもある。そのような学力を求める企業ならば、各国の言語に対応した問題を用意しているはずだ。

 

学力テストよりも重要となるのは、「性格診断テスト」だ。

 

Webテストで落とされるとしたら、性格診断テストで、希望する企業に合わないと判断されたときだろう。

 

しかし、性格診断テストについては正直対策しようがない。企業が求めている適正に合うか合わないだけの話で、1つの企業がダメでも、別の企業で適正が合うかもしれないからだ。だから、これもあまり気にする必要はないだろう。

 

Webテストの対策に時間を費やすよりも、日本語力をより高めるために時間を割いた方がずっと効果的なのである。

 

今回のポイントは、就職活動は、日本語能力を高めることに重点を置く、ということだ。

次回は、選考手段となる「グループディスカッション」と「面接」対策についてお届けする。