就活生の皆さんは企業説明会や長期・短期インターンなど数々の就活イベントを経験してきたと思いますが、その中には就活を円滑に進めていくために『OB.OG訪問』を行ってきた人もいらっしゃることでしょう。OB・OG訪問企業研究から志望度の再確認を行う手段としてうってつけですが、意外なことにOB.OG訪問を活用している就活生はそう多くはありません。そこで今回はOB・OG訪問に含まれるメリットデメリットから注意点などを解説していきます。

 

 

 

内定獲得に役立つOB.OG訪問の概要

 

 

そもそもOB.OGとは“オールドボーイ(ガール)”を指し、自分が在籍している学校を既に卒業した先輩達がこれに該当します。もちろんお世話になった関係から繋がりがない人も含まれるので、年齢や性別問わず繋がりを持てるのが特徴的ですね。

そしてOB.OG訪問はそんな彼らが現在勤める企業に赴き、社員の働き方、やりがい、企業の抱える課題などを聞きに行くことが主な目的とされます。企業の“内情”を聞くだけでなく自分の就活に対する悩みを解消したり、アドバイスを受けたりする行為も多いですね。

 


 

今では就職口コミサイトの登場でネットを介しても企業の裏側などを知ることが出来ますが、不特定多数の匿名による投稿がメインなので利便性はありますがイマイチ信憑性に欠けるというマイナス点もあります。

ですが、OB.OG訪問では実際に社員(在籍校の先輩)と対面して、普段企業の人事担当者などに聞きづらいような疑問をぶつけ、現役社員による信頼に足る回答を得ることが出来るのです。もちろん、それに至るには移動や時間の調整といった手間が掛かりますが、ネットや説明会では入手出来ないようなリアルな情報を知ることができる効果が狙えるので、業界・企業研究の際に役立ちます。

 

訪問の時期としては就活が本格化する前、3年生の秋頃がベターとされています。ですが早い人は初夏の段階で訪問する傾向にあるので、いつ行くかは自身のスケジュール次第という感じですね。

訪問先についてですがこれは企業(OB.OG)によりけり。アポを取って後日、相手が勤める企業に訪問することもありますが、場合によっては喫茶店やレストランで食事を取りながらというパターンもあります。

後者は緊張しがちな就活生(後輩)との距離間を縮ませてフランクに話しやすくする効果もあります。ですが、どこで行うかは先方の都合や指示で変わってくるので、こちらから場所を指定することはまず無いでしょうね。

そしてOB.OG訪問に費やす所要時間も平均して1時間~2時間ほどとされています。もちろん、話し合いの最中に相手が仕事の予定が急遽入り、中断するケースも無きにしも非ず。

 


 
■OB.OG訪問に参加する意味

就活の流れが掴みやすくなります。

水を差す発言を言ってしまいますが

 

・企業の方針や仕事内容が自分に合う合わないといった差異は発生します

就活より前に訪問活動を行うため時間を多く使える分、失敗しない就職へもつながっていきます。
また、リクルーター制度がある会社を受ける人は、OB.OG訪問の参加が必須とされています。

 

~リクルーター制度とは~

リクルーター(企業に勤める人事担当ではない社員さん)が自分の卒業した大学の研究室、ゼミ、サークルの後輩学生、もしくは教授や、大学を通じて募集枠を設けて応募を募り、こっそり採用活動を行うことです。
リクルーターが就活の相談に乗ったり、自社の魅力をアピール活動に邁進し最終的に内定確約へとつなげます。
・金融、保険、インフラ、通信などの業界が、この制度を実施しておりますOB.OG訪問からスタートする採用形式。OB.OG訪問への参加が応募の条件とされています。

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■OB.OG訪問の手順

 

・大学のキャリアセンターに志望する

業界、企業にOB.OGが就職しているかを調べ、その企業またはOB.OGに訪問の依頼をします(ゼミ、サークル、研究室、バイト先のOBなどの人脈を辿るのもアリです)。

 

・次にOB・OG訪問を行いたい相手の連絡先を入手したら、連絡を取ります。

アポイントは、メールか直接電話をとるかの2通りがあります。

 

☆メールでアポイントを取る場合

はじめに挨拶とメールアドレスを知った経緯をお伝えしましょう。たとえ面識のある先輩でも、冒頭に必ず挨拶は添えられてください。

 

OB.OGの連絡先がわからない場合

企業の公式ホームページやお問い合わせフォームにて、OB・OG訪問を希望している旨を伝えましょう。

 

☆電話でアポイントを取る場合

メールに比べて電話のほうが、タイムラグは無く、簡潔に済みやすいためアポイントが取れやすい場合はあります。但し、言葉遣いや対応に気をつけなければいけません。

 

自分のまわりにOB.OGがいない場合

SNSや仲介をサポートしてくれるアプリなどもございます。そちらも利用されてみてください。

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■メリット

 

☆OB.OG訪問を行わない人は、インターネットや説明会の情報が限度です

訪問を通して実際に勤めているOB.OGの方から、仕事の実情や本音、人事担当の職員には聞きずらい疑問も気軽に教えていただけます。「企業が求める学生像」も伺ってみるのも良いでしょう。

 

☆もし、この後も他社のOB.OG訪問を行う予定でしたら

他社との分析もはかれますので企業研究にも役立てられます。

 

☆応募をする際の志望動機に訪問したことを記入できます

また、人事にも志望意欲のアピールを行えるので面接で優位になれる可能性もあります。

 

訪問の際にお世話になったOB.OGの名前

そのOB.OGから伺った「理想の学生像」という話も面接で盛り込んでみるのもOB訪問を最大限に活かすことができるでしょう。

→ 訪問の回数、評価が、採用にダイレクトにつながる企業があるので就職先を選択する1つの手段としても活用されます。

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■デメリット

 

☆自分で1からアポイントを取らねばならない

説明会のように実施日が指定されておらず、全て自分で相手の予定を伺い調整を行わなければなりません。
相手は社会人ですのでスケジュールの調整も学生より立てずらいです。

 

就職をした後も企業や取引相手の方と打ち合わせを行うために

アポを取ることが、この先あります。OB.OGの方とのアポ取りと流れが類似するところがあります。
この段階で少し経験してみると他の人より苦戦せずにこなせると思います。

 

☆OB.OG訪問での印象が悪いと応募選考で落とされる場合も

実際にあったケースのようです。自身がOB.OGの立場になってみてください。せっかく時間を割いて会った後輩が、挨拶も出来ず態度もマナーも悪かった。
これは先輩後輩関係なく、普通に一緒になんて働きたくないですよね。せっかくアピールをしに来たのに本末転倒です。

OB.OG訪問に行かれる方はビジネスマナーを調べてみて参加されてみてください。

 

☆志望企業にOB.OGがいないと訪問しずらい

いくら仲介サイトがあったとして。訪問をするかと言ったら、しにくいですよね。面識のないOB.OGの方と話したりアポ取りの手間を考えるとやらなくなりがちです。

 


 
■気を付けておきたいこと

 

☆訪問は1人で出向きましょう

友人と一緒にOB.OG訪問に参加をしてしまうと友人まかせになってしまったり自分の身になりません。

 

☆企業によって繁忙期は異なります

月末、年度末、または2月3月が繁忙期の企業が多いです。相手の予定を最優先に考慮しつつ、アポを取りましょう。

アポの連絡は1か月前もしくはそれよりも前を目安に取ったほうがオススメです。相手のOB.OGの方も余裕を持って調整が行えます。

 

☆リマインドメールは送りましょう

前日に、明日訪問をする予定であることを再度OBの方にお知らせすることで忘れられるのを防ぐことができます。
また、リマインドメールを送ることで「しっかりしているな」という印象を持たれます。

 

→リマインドメールとは

「○○大学の●●●●です。OB.OG訪問へ明日の○時に〷(場所)でお待ちしております。御時間頂きありがとうございます。××様とのOB訪問を楽しみにしております。よろしくお願いします。」というように、

長文にならないように簡潔で丁寧な内容で送りましょう。

 

リマインドメールに限らず、メールを送る時間は日中、遅くても19時までを目安にしましょう。
それ以降や深夜にメールを送るのは失礼になりますので気をつけましょう。

 

当日「1分でも」遅刻しそうになった場合遅刻しそうになる場合

必ず、相手に遅れることを連絡取りましょう。

「こんにちは。本日15時にOB.OG訪問をお願いしている○○大学の●●●●です。

電車が15分遅れているため、15時15分に〷(場所)に到着を予定しております。

誠に申し訳ございません。」

遅刻が確定する時点で相手に伝えてください。

 

もし寝坊など、自己管理能力が理由の場合

正直に伝えるのではなく、交通渋滞などを理由にしましょう。
当然ですが遅刻は絶対してはなりません。交通渋滞や起こりうること想定した上で待ち合わせ場所に早めに向かいましょう。

 

 

■OB.OGにどんなことを質問すればいいの

 

何を質問するか。純粋に自分が気になったことを、素直に質問して構わないと思います。
質問が1つ2つしかないのは、せっかくの機会なのにもったいないです。

 

→例えば

繁忙期はいつか。(今のうちに覚悟しておくのも大事)

配属先の制度。福利厚生と有給など。女性の場合は育休。女性休暇。

理系企業を志望している場合は特に。(理系企業は男性が多く、女性への制度が薄かったり。。)

 

△補足

女性は「総合職」の扱いについてはしっかり確認しておくといいです。
人気の高い「女性総合職」ですが、これは経理や事務を総合的に網羅する職ではありません。男性と同等の仕事量を求められます。総合職に就く女性の割合、離職率は聞いておいたほうがいいでしょう。それほど働くことに対して積極的ではない場合は「一般職」が望ましいです。

女性管理職の割合もどれほどなのかも聞いてみましょう。

 

■まとめ
今回の記事では、就活で役立つ情報を得られる「OB・OG訪問」について解説を行ってきました。就活が本格化して、気になる企業の情報を得るためにOB・OG訪問を行う就活生もいますが、「めんどくさいし、説明会やWebがあるから必要ないでしょ」と考えて放棄する就活生も珍しくありません。
しかし、ネットで書かれている内容や“説明会用に準備された内容”を知っただけで満足していれば、いざ本選考が始まった後で企業から魅力的に思われるような自己アピールが難しくなる可能性も出てきますし、入社後で仕事内容や社風にギャップを感じてしまうことでしょう。
ですが、実際に働いている先輩の声を聞いたり疑問を直接投げかけてみることで、OB・OG訪問でしか知り得ない情報を掴むことだってできるはずです。OB・OG訪問によって、今まで思い描いていた企業や仕事へのイメージが間違いだと気づくなんてよくある話ですしね。
本稿を読む就活生のみなさんも、就活イベントへの参加やWebの活用だけでなく、スケジュールをしっかり管理して積極的にOB・OG訪問を行っていきましょう!
 
また、就活準備をどう進めるべきか迷ってしまうようであれば、『Smart就活の就活エージェントサービス(無料)』をぜひご利用ください。就活のプロが就活生一人ひとりに寄り添ったサポートを行い、忙しい自分の代わりに有用な情報を集めてくれます。
それだけでなく、自分にマッチした仕事も面談を通して提案してくれるうえに、本選考対策も支援してくれるので、内定獲得を目指すなら活用しておいて損はありません。電話やLINEでもやり取り可能ですし、サービスの利用は完全無料なので、これを機にSmart就活への登録を済ませておくことをおすすめします。

 

 

 

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